日下部保雄の悠悠閑閑

賀詞交歓会

土地の氏神様に初詣。良い天気で幸いでした

 毎年年末からお正月にかけていつもより忙しくなる。大掃除が毎年後ろにずれこみ、掃除できる範囲も狭くなる。手抜きをしているわけではないので、カレンダーが新しい年を迎えてからもチマチマと拭き掃除をしている有様だ。何なら元旦も普段通りの1日になるかと思えばちゃんとそれらしい料理が出てくるので家内は魔法使いかと思う。ホント。

 で、ここからは予定通りいただいた日本酒(ボクはお屠蘇と言う)でほろ酔い加減の毎日が始まる。それでも元日に神社に初詣に行くことができたのは奇跡だ。

 2日からは一家が揃って、お酒も二乗の速さで消費していく。カードゲームに興じたり、なかなか普段できないことができた。家の中はちっちゃいのが走り回って保育園化する。賑やかなのを通り越して騒がしい。こんな宴の後は三々五々、みんな家路につき一抹の寂寥感が漂うのもいつもの通り。

 さて楽しいことはすぐに終わってしまう。いよいよ2026年も本格的に始まった。打ち合わせや業界関係の賀詞交歓会が行なわれる。自動車5団体の賀詞交歓会では年末に自工会会長に就任したトヨタ自動車の佐藤恒治社長が自工会会長として初めて挨拶をされた。スピーチがますます冴えて日本の基幹産業を守っていく年頭の挨拶だった。また米国との関税交渉ですっかり有名になった赤沢大臣のスピーチもエネルギッシュな政治家の生の声が聞けた。迫力がありました。

 広い会場はそれこそ大勢の方がいるので会える方は限られていたが新年初の挨拶の場になった。

年初の自動車5団体の賀詞交歓会

 日本モータースポーツ記者会(JMS)開催の「モータースポーツナイト」はモータースポーツ業界の賀詞交歓会。昨年飛躍した新人からSF/SGTで飛躍したイゴール選手や引退表明をした松田次生選手まで多くの選手が壇上に上がった。

 中でも自分がワンダーシビックでサーキットレースを始めた頃すでに活躍していた浅野武夫さんは異色。半世紀もレースを続けて今も第一線で走るブレることないドライバーだ。来年は趣味でハンドルを握るという。ひと区切りつけた今年、JMSアワードの特別賞を受賞した。

モータースポーツナイトの今年の特別賞の1つに浅野武夫さん。長年のレース歴を称えて

 残念なのはラリー関係者が少ないこと。その中でもラリーを広げたいシュコダ乗りの福永修さんが出席してくれたことは心強い。ラリーはレースと違った面白さがあるのだが……。サーキットと違って近くて遠いのがラリーなのかもしれない。

 オチのない新春2週目でした。

鎮守の森。神社の木にかかった月が凛として美しい
日下部保雄

1949年12月28日生 東京都出身
■モータージャーナリスト/AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員/日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
 大学時代からモータースポーツの魅力にとりつかれ、参戦。その経験を活かし、大学卒業後、モータージャーナリズムの世界に入り、専門誌をはじめ雑誌等に新型車の試乗レポートやコラムを寄稿。自動車ジャーナリストとして30年以上のキャリアを積む。モータースポーツ歴は全日本ラリー選手権を中心に活動、1979年・マレーシアで日本人として初の海外ラリー優勝を飾るなど輝かしい成績を誇る。ジャーナリストとしては、新型車や自動車部品の評価、時事問題の提起など、活動は多義にわたり、TVのモーターランド2、自動車専門誌、一般紙、Webなどで活動。