まるも亜希子の「寄り道日和」
雨の日の乗り降りが快適な「逆に折りたためる傘」
2018年11月15日 00:00
学生時代から、クルマそのものが好きというよりは、「運転すること」や「乗っている時間」が好きでした。1人の時は、お気に入りの音楽やラジオをかけて、流れる景色を見ながら、時には窓を開けて空気を感じたり、ただただのんびりと走るのがなにより幸せなんですよね。もちろん、家族や友達と大勢でワイワイ、同じ歌を熱唱したり子供たちとナゾナゾを出し合ったり、盛り上がるドライブも大好きです。
ただ、そんなクルマでも「これだけはど~してもガマンならない、なんとかしたい!」と長年思い続けていることがありました。解決策をいろいろと探し、試してみては「ダメか……」とガックリしてきたことでもあるんですが……。それが、雨の日の外での乗り降りで、どうやっても自分や車内がビシャビシャになってしまうこと。
乗り込む時は、傘があるので自分は濡れずにシートへ座れても、そのあとに傘をたたみ、車内へしまう過程で絶対に濡れてしまうじゃないですか。とくに、傘から滴り落ちる水滴がどんどんフロアマットに染み込んでいく無念。あれ、すっごいヘコむんですよね。そして降りる時には、傘をさすためにドアを少しでも開ければ、容赦なく雨粒が車内へ。今では子供をチャイルドシートから下ろすために両手を使うので、もはや傘なんて持つことさえできず、そのあとは自分より子供をかばう方が優先。結局、自分はずぶ濡れです。
このストレスをなくす、いや、少しでも緩和してくれるグッズがないものかと目を光らせていたんですが……。ついについに出会ったのです!
それがなんと、逆にたためる傘。「?」と思いますよね。一般的な傘は、雨に濡れる方が外側にたたまれます。そのため、雨粒が滴って周りが濡れてしまうんですよね。それがこの傘は、濡れる方が内側になるようにたたまれるので、雨粒がすべて内側にとどまり、周りを濡らさずに済むのです。しかも、たたむ時も手を伸ばさずに手元で操作でき、狭いスペースでOKなので、ドアを少しだけ開ければ開閉できるんです(写真ではちょっとドアを大きく開けすぎてしまいました、スミマセン)。
いや~、これを手に入れてからは、雨の日の乗り降りが劇的に快適になりました。なにより、車内が濡れないのがホントに嬉しいです。しかもこの傘、たたんだ状態で自立してくれるんですよ。なので、クルマから降りてスーパーで買い物をしてる最中など、子供を抱っこする時にちょっと立てて置けるのが、思いがけず便利な点でした。
あとは、スライドドアで子供を乗り降りさせている間に、自分が濡れないようにするアイデアグッズがあれば完璧なんですけどね。以前、吸盤で窓につけておける傘ホルダーというのを見たことがあるんですが、スライドドアでは使えなさそうですよね。こうなったら自分で開発するしかないかな?
そして傘といえば、最近はゲリラ豪雨にも耐えられる24本の頑丈な骨でできた傘や、骨なしでシームレスな傘、反射材が模様に組み込まれていて、クルマのヘッドライトでしっかり光って存在をアピールしてくれる傘なんてのもよく見かけるようになりました。どちらも雨から守ってくれるだけでなく、危険から身を守るための工夫もあるのが嬉しいですよね。
そんなわけで、私と同じように雨の日の乗り降りがストレスだった皆さん、ぜひお試しくださ~い♪