まるも亜希子の「寄り道日和」
「くるまマイスター検定」試験会場で解答速報!
2018年11月22日 00:00
日本のクルマ文化の醸成を目的とした「くるまマイスター検定」の6回目が11月18日に無事開催されまして、私は試験終了ホヤホヤの横浜会場に駆けつけ、受検者の皆さんと楽しいひとときを過ごしてきました! 一緒にステージに上がっていただいたのは、芸能界きってのクルマ好きとしても有名な、テリー伊藤さん。そして先輩ジャーナリストの竹岡圭さん。いや~、騒がしかったですね(笑)。テリーさんのテンションもいつも以上に高かった気がします。
何でそんなに盛り上がったかというと、このトークショーではもう恒例なのですが、どこよりも早い「解答速報!」をやっちゃうのです。ジュニア級、3級、2級、1級の問題から1問ずつ、会場の皆さんと一緒に挑戦して答え合わせをしていきます。
今回取り上げたのは、ジュニア級では写真4点の中から「SUPER GT」に参戦している車両はどれか? を選ぶ問題。会場には実際にジュニア級を受検したよ~という、小学1年生~3年生のお子さんが3名いらしたので、ステージに上がっていただいて少しお話も聞かせてもらいました。見事正解した小学1年生の男の子は、「SUPER GTのレースを見に行ったことがあるから、すぐ分かった」と嬉しそう。やっぱりお父さんの影響で、クルマやレースに興味を持つことが多いんですね。テリーさんは「子供をレースに連れて行く親は偉い! 普通は野球かサッカーだもんね」とお父さんを褒めていました(笑)。
次に3級の問題は、写真4点の中から「初代ルノー・トゥインゴはどれですか?」というもの。これは比較的カンタンだったかな? 会場にいた3級受検者は皆さん正解でした。
そして2級の問題は、ぜひ皆さんも考えてみてくださいね。「世界的にSUV市場が拡大する昨今、2016年に世界で販売された8605万台の新車のうち、SUVが占める割合はおよそ何%でしたか」
・8%
・15%
・33%
・85%
さぁ、いかがでしょう、分かりますか? 正解はコラム最後に掲載しますね。会場には3名の2級受検者がいらっしゃったのですが、驚いたのは中学2年生、20歳、30歳とお若いこと。しかも皆さん、正解! すごいですよね~。でも「どうして分かったの?」と聞いたら、「勘です」だって(笑)。ま、こんな情報は新聞をちゃんと読んでたってなかなか出てないですもんね。時にはそういう勘も必要ということでしょうか。
最後は2級合格者しか受検資格が得られないという超難関、1級の問題です。写真4点から、1964年に開催された「第2回日本グランプリ」で、ポルシェ904と激しいバトルを繰り広げ、一時トップに立ったスカイラインの市販モデルを当てるというもの。これは、若い方にはチンプンカンプンだったかもしれないですね。でもまたまた驚いたのが、この超難関に挑戦した方が、会場に11名もいらっしゃったことなんです。中にはすでに1度、1級に合格しているけどもう1回受けました、というツワモノも! 検定のリピーターさんがいるというのは、初耳でした。もちろん1級を受けるのは初めてという方も多かったのですが、なんと1名を除いて皆さん正解。6年前に比べたら、格段に受検者のレベルが上がっているなぁと実感しました。
今回初めて、平日がお休みの方々の声に応えて、11月14日と11月18日の2回に分けて検定が行なわれ、会場も全国で130会場になって、延べ受検者数が1万5000人を突破した「くるまマイスター検定」。来年は春と秋の2回開催になるそうなので、さらにいろんな方々が受検できるようになりますね。
実は私、前からすごく気になってたことがあったので、会場の皆さんに質問したんです。「どれぐらい前から試験の勉強をスタートしますか?」ってね。そしたら、1年前、半年前、3か月前という人はいなくて、1か月前からという人がチラホラ。多いのは1週間前、中には一夜漬けという人もいてビックリでした。もちろん、日々是勉強です、という人も多かったですけどね。
ちなみに10月にはクルマの知識を深め合う自動車SNS「カーデイズ」がリリースされて、そこでは会員同士が問題を作成して解き合いながら、交流を楽しむことができるとのこと。無料で受けられるWeb検定もあって、すでに受検者は2万人! 盛り上がっているようですよ~。
そんなわけで、テリーさんも「クルマのことを知ると、もっと毎日が楽しくなりますから、もっともっと検定が盛り上がるといいなと思いますね」と話していました。まだ未経験の皆さん、まずはどんなものかチラっと覗いてみて、ぜひ腕試しから楽しんでみてください♪
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