まるも亜希子の「寄り道日和」
釜飯、お魚料理、牛タン、千葉の隠れ家的絶品ご飯屋さん
2019年1月3日 00:00
あけましておめでとうございます! カーライフにまつわるアレコレや、ドライブで癒し&パワーチャージができるスポットなど、気まぐれなテーマでお届けしている「寄り道日和」は、2019年もみなさまと一緒にゆる~く楽しんでいきたいと思っております。どうぞお時間の許すときに、お付き合いいただけたら嬉しいです。
さてさて新年! 私はやっぱり、縁起物をいただくおせちやお雑煮がないと、どうも年が明けた気がしないのですが、3日目ともなると、そろそろお正月料理にも飽きてきたころですよね~!? そして初詣にも挨拶まわりにも初売りにも行って、あとどこ行く?なんて時間を持て余しているころかもしれません。
今回は、そんな時にぜひ、ぶらりとドライブがてら訪れてみてほしい、千葉県内の隠れ家的絶品ご飯屋さんを3軒ご紹介したいと思います。ここはすべて、千葉でロケをした際に編集部のグルメさんや先輩ジャーナリストさんたちが「どうしても食べたい!」とダダをこね(笑)、ロケ地から遠いにも関わらず足を伸ばして食べに行ったお店ばかり。なので、お味の方は絶対に間違いないとお約束します。
まず1軒目は、寒い日に無性に食べたくなることがありますよね、釜飯の美味しいお店「釜めし 蔵」です。東京からなら、東京湾アクアラインを渡ってさらに進み、木更津JCT(ジャンクション)で館山自動車道へ。「猿出没注意」の標識もある緑豊かな風景の中を走っていき、終点で一般道へ降りるとそこは君津市です。市街地をさらに走って、だんだんと道が細くなり、辺りはマンガ日本昔話に出てくるようなのんびりとした光景に。「ホントにこの先に釜飯屋さんなんてあるのかな?」と不安に思うかもしれませんが、大丈夫。ちゃんと看板が見えてきます。
外観は、築200年以上の蔵を改装したというだけあって、なんだかタイムスリップしたかのような歴史情緒あふれる雰囲気。恐る恐るドアを開けてみると、元気な声が出迎えてくれます。カウンターとテーブル数卓のそれほど広くない店内ですが、初めて来ても落ち着くのが不思議なんです。
たくさんの種類の釜飯があって、注文してから30分以上かかることもあるので、時間に余裕のあるときがオススメ。でも待った分だけ、ほっかほかで旨味がジュワ~ッと染みてくる釜飯は、きっと大満足だと思いますよ。
続いては、千葉といったらやっぱり海の幸が食べたい、という人にぜひ行ってみてほしいお店「相浜亭」。こちらは館山自動車道から富津館山道路へ進み、終点の富浦IC(インターチェンジ)で降りたら、海沿いの「房総フラワーライン」で海を眺めながらのドライブが最高です。1月中旬くらいになれば、早いところでは菜の花やポピーも咲いているので、春を先取りできちゃいますよ。そして館山市の相浜海水浴場のちょっと先に、藤色ののれんが出ている建物が見えたらそこが相浜亭。店内は昔ながらの海の家っぽくて、そのレトロな雰囲気が私は好きです。
メニューはやっぱり海鮮丼や伊勢海老天丼なんかに目がいきがちなんですが、このお店をオススメしてくれたカメラマンさんによれば、イチオシは「はらいぺえ定食」とのこと。お刺身、天ぷら、煮魚と3種類が楽しめて、お値段1000円ポッキリと、コスパも最高なんだとか。ほんっとにボリュームたっぷりで美味しくて、育ち盛りのお子さんにもピッタリだと思いますよ~。
そして最後は、やっぱりお肉! ということで、館山ののどかな里山にある「牛タン 市川 藏(くら)」です。牛タンといえば仙台って思い込んでたのですが、いえいえ千葉だって負けてません。お友達の家に遊びに来たような感覚の店内は、窓から見える景色も壮大で、とっても気持ちのいいところです。
メニューも牛タンのほかにビーフシチューやビビンバ、ハンバーグと豊富に揃っていますが、私たち訪れた時は全員が「牛たん定食」を注文(笑)。肉厚で噛むほどに味が染み出してきて、いつまでも食べていたい美味しさでした。初めて行ったお店では、ついつい定番を頼んでしまうのですが、今度はほかのメニューも食べてみたいなぁと思っています。
いや~、こうして書いてたらぶらりと出かけたくなってきちゃいました。2019年もまた、たくさんのドライブ&グルメを発見してご紹介したいと思いますので、皆さんもぜひ、素敵な寄り道を楽しんでくださいね♪