まるも亜希子の「寄り道日和」
グアム島で見つけた絶景カフェ
2019年3月14日 00:00
久しぶりに、右側通行の国でドライブを楽しんできました~! 日本からわずか3時間半のフライトで行けるU.S.A、グアム島です。わが家は結婚4周年、娘の誕生日、ホワイトデー(!?)と、3月にいろいろな記念日が重なっているので、たまには南国で海を眺めてのんびりするかぁ~なんて、うれしい家族旅行です。
グアム国際空港に到着すると、すかさずレンタカーをゲット。グアムのレンタカーには韓国車のラインアップも多く、以前はKIAのSUVが当たったりしたので、今回はどんな車種がくるかな? ワクワクしながら待っていると、おお! 現れたのは見慣れたエンブレム。日本ではすでに姿を消してしまった、三菱自動車工業の「ランサー」(現地のモデル名)です。もちろん、左ハンドル! 日本車で、なかなか運転するチャンスがないタイプのクルマに乗れるのも、海外でレンタカーを借りる時の楽しみですよね。
最初にドライバーズシートに座った夫は「ガッシリしてて、なかなかイイね」と早くも気に入ったようです。グアムのメイン通りはほとんどが片側2~3車線ある広い道なので、走りやすいというのも好印象。ランナバウトなど初心者が戸惑いがちな交差点もほとんどないし、ローカルの運転マナーもいいので安心して走れます。
ドライブしていると、まず感じるのはミニバンと軽自動車ばかりの日本の道路風景とはまったく違うということ。走っているのは、圧倒的にSUVとセダンが多いのです。どのぐらいの感覚かというと、ある交差点を通過するクルマで計測したところ、30台中13台がSUV、9台がセダンという高確率。その他はバスやタクシー、コンパクトカーで、タクシーには「オデッセイ」や「エルグランド」など、ミニバンもありました。計測は3回トライしたけど、だいたい同じような確率だったので、ほんとに多いんだなぁという印象です。
さらに、日本車率もかなり高めで、30台中20台が日本メーカーなんです。「CR-V」や「エクストレイル」、「CX-5」に「ランクル」や「RX」など、見慣れたSUVがバンバン通過していきます。日本人として、ちょっと誇らしい気持ちになったりして。
そして今回目立っていたのが、バリバリにチューンした「86」や、車高ペッタペタの「シビック タイプR」! ローカルの人が所有するクルマは、その多くがフルスモークなので、かなりワルな感じでカッコイイんですよね~。1年中日差しが強いので、遮光の効果を狙っている面もあると思うのですが、信号待ちで並んだ時も、隣のクルマの運転手が見えないというのは、観光客としては少しつまらない(笑)。ワルワルのシビック タイプRにどんな人が乗っているのか、見てみたかったなぁ。
さて、グアムのクルマ事情はこれくらいにして、オススメのドライブスポットを。グアム島は南北に全長約48km(東京から成田空港までの距離より短い!)で、3時間ちょっとあればクルマで1周できてしまう広さですが、どこを走っても気持ちがいいですね。中心部に行けば、ちょっとワインディングっぽい道も楽しめます。
私たちは今回、娘の希望でプール遊びがメインだったのであまり遠出はしなかったんですが、とっても気に入ったのがグアム屈指の絶景カフェ。グアム観光では定番の恋人岬に、2016年末にオープンしたばかりという「テラザ・アット・ドス・アマンテス」というカフェです。
恋人岬の展望台と同じ海抜123mという高さにあり、海の家風の店内はすべて風が吹き抜けるテラス席。といっても、日差しを遮る屋根は付いているので、ホッとひと息つける心地よさです。目の前には深いブルーが美しいタモンの海がキラキラと広がっていて、思わずワ~ッと歓声をあげてしまいました。
グアムではどこでもそうですが、スタッフの皆さんが子供にとっても優しくて、娘もすっかりリラックス。オーダーしたロコモコは、これぞビーフ!と言わんばかりのギュッとお肉が詰まったハンバーグに、とろ~り流れ出す目玉焼きがのって、夫も大満足のボリュームでした。
ず~っと眺めていたい景色に癒され、お腹も満たされたシアワセいっぱいのドライブ。日本から近いのにちゃんとアメリカ気分、南国気分が味わえるグアムは、小さな子供の海外デビューとしても、運転ビギナーさんの右側通行デビューとしてもオススメのスポットですよ~。