まるも亜希子の「寄り道日和」

娘の成長を実感した「巨大ネットの森 SUMIKA」

巨大ネットの森「SUMIKA」を目指していくと、で~っかい木こりさん(?)がお出迎え。並んでパチリすれば、SNS映え間違いナシです

「ネットアスレチック」なるものが、ここ数年じわじわと人気を集めてきていることは、な~んとなく知っていたんです。森の中にいろんな形状のネットが張り巡らされていて、飛んだり渡ったり寝転がったり、自由に遊べる空間。楽しそうですよね~。

 でも小さな子供連れだと、虫とか紫外線が気になったり、広すぎて体力がもつのかな、なんて心配もあったりして、ちょっと躊躇していたところがありました。

 それが、屋内で思いっきり体験できるアトラクションとなってツインリンクもてぎにオープンしたと聞いて、がぜん興味津々! さっそく遊びに行ってきちゃいました。

どこから攻めようか、いろんなエリアがある「SUMIKA」。お椀のように広がるネットは、上がってみるとけっこうな高さで、子供にとってはかなりスリリングなはず。グニョグニョと曲がっているチューブのようなスロープも、見た目以上にハードでした(笑)

 その屋内ネットアスレチックは、日本最大級の規模を誇るという「巨大ネットの森 SUMIKA」。これまでもてぎは、屋外スペースに5階建の立体迷路「ITADAKI」、立体空中アスレチックの「DOKIDOKI」と、独創的なアトラクションをオープンして大人気となっているのですが、ついに屋内にも森シリーズのアトラクションが登場したんですね。保護者同伴であれば3歳以上から楽しめるのも嬉しいところです。

 ワクワクしながら薄暗いエントランスを入っていくと、何やら巨大な鳥の巣のようなオブジェが。ドラえもんのスモールライトで小さくされちゃった気分になって、テンションが上がります。「SUMIKA」の舞台となるのは、肉食動物や鳥、小動物まであらゆる生き物たちの隠れ家となっている場所(=すみか)。そこに私たちが潜入し、逃げて、隠れて、生き延びろ! というのが指令です。

 いろんな色の光や音が降ってきて、朝から夜、春夏秋冬といった森の移り変わりを感じさせる空間は、とっても幻想的。よ~く耳を澄ますと、まるで生き物がすぐ近くに忍び寄ってくるような気配まで。なかなか他では体験できない演出ですよね。

 そして、あちこちにいろ~んなすみかがあるんです。カエルやホタルが舞う水辺のすみか、リスやアカゲラなどの木のすみか、フクロウの鳴き声がリアルな針葉樹のすみかなど。娘はヘビに見つからずに通過できるか、という草むらのすみかを、もうキャーキャー言いながら走り回っていました。

 ネットをずんずん登っていくと、大人でもちょっとヒョエ~と思うくらいの高さになるんですが、そんなところを楽しそうに夢中で登っていく娘に、ちょっと成長を実感したりして。家族みんなで遊べる鬼ごっこやかくれんぼのエリアがあったり、小さな子を安心して遊ばせられるキッズコーナーもあるので、雨の日や暑い日、寒い日などでも思いっきり体力発散できることでしょう。

 ハローウッズや子供が楽しめる乗り物いっぱいのモビパークと並んで、また1つお気に入りの場所が増えたツインリンクもてぎ。今年もまた、足繁く通ってしまいそうな予感です(笑)。

こちらはキッズコーナーにあるボールプールですね。「SUMIKA」は最初に靴を脱いで、靴下で体験するのがマスト。裸足や5本指タイプの靴下はNGだということなので、気をつけてくださいね

まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。17~18年日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。女性のパワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト(PWP)」代表。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦している。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968など。ブログ「運転席deナマトーク!」やFacebookでもカーライフ情報を発信中。