まるも亜希子の「寄り道日和」
やまよのあなご、竹岡式らーめん、イタリアン「Rocco」、千葉グルメのテッパン3軒
2019年7月4日 11:30
船橋出身の私があふれんばかりの地元愛を指先に込め、不定期で(勝手に)お届けしております「千葉県よいとこ1度はおいで通信(仮)」もVol.3くらいになったでしょうか?(テキトーですみません)
若いころは、オシャレで洗練されていて社交的に見える神奈川県に比べ、なんて田舎でダサくて不器用なんだ~っと千葉県には幻滅していたものですが、だいぶ大人になった今、千葉県の奥深い魅力がようやく分かるようになってきて、知れば知るほど大好きになっていくんですよね。
この歳になると、若いころは抵抗がなかった「ザ・時代の最先端」的な雰囲気がなんだか気恥ずかしく思えてきたりして、お店の看板などでもなんか垢抜けない、ちょっとシャイで素朴な感じが多い千葉テイストにホッとしたりして。でもたまに、新しい価値観やセンスで頑張っているオシャレなお店を発見すると、ものすごく嬉しい気持ちになっちゃうのも面白いところ。今日は何があるかな~と、いつもワクワクさせてくれるのが千葉ドライブなんです。
先日も、とある取材中に初めて訪れたお店がとっても素敵で、一発でお気に入りリストに加わっちゃいました。なので今回は、千葉でランチするなら絶対に外せない、おいしいお店を3軒ご紹介しますね。
まずテッパン中のテッパンなのが、あなご天丼で有名な「やまよ」です。東京湾アクアラインを渡ったらすぐの出口で下りて、木更津アウトレットパークとは逆方向、ホテル三日月 竜宮城がある方面へ走っていくと、約5分くらいで到着します。お店の前には少し前に、ユーモアたっぷりの顔出し看板が設置されて、うちの娘はさっそく「ここで写真を撮る~」と大喜び。店内はお座敷とカウンター、2階の大広間もあって広々しているので、小さな子供が一緒でも安心です。メニューはやっぱり、お重から飛び出しまくりの「あな天重」がイチオシですが、脂っぽいのが苦手な人には「あな重(煮あなご)」もありますよ~。
お次は、「まだ食べたことはないけどすっごい気になってる」というラーメン好きが多い、ある意味謎の千葉名物と言ってもいいでしょう、竹岡式ラーメンのお店です。豚骨でも鶏ガラでもなく、醤油ダレをベースとしたさっぱりスープは、最初は物足りなく感じるのですが、食べ進めるうちになんとも言えない旨味のとりこになってしまいます。
ただ、夫がいろいろ食べ歩いた結果と、私が適当に選んで入った感想として、竹岡式ラーメンはお店によって当たり外れが大きいというのが一致した意見(笑)。なので、その中でもココは!とオススメしたいのが、木更津市にある「上総名物 竹岡らーめん 清川店」です。竹岡らーめんを登録商標としているお店で4店舗あるのですが、ラーメン通の間ではそれぞれの店舗でスープの濃さが違うと、もっぱらの噂。食べ比べてみるのもいいかもしれないですね。
さて、最後にご紹介するのが一番新しくお気に入りリストに加わった、イタリアンのおいしい一軒家レストラン「Rocco」。こちらは富津岬からほど近い場所にあり、海辺をドライブしてホッとひと息つきたい時に、気のおけない人たちと寄りたいお店です。中に入ると、カウンターの奥に本格的なピザ釜がデーンと目に入り、早くもテンションが上がります。そしてテーブルや椅子はいろんなタイプがあって、ソファでくつろいだり、大きめのテーブルをみんなで囲んだり、行くたびに違う雰囲気でお食事できそうなところもいいですよね。焼きたてのピッツァは日替わりなど多彩なメニューがあって、薄皮のパリパリと、とろ~り濃厚なチーズが絶品でした。パスタやオムライス、デザートもたくさんあったので、少しずつ制覇を目指したいと思っています。
そんなわけで、皆さまもぜひ千葉グルメのテッパン3軒を制覇してみてくださいね。私はまた、新たなお気に入りリスト候補を探して千葉を走りまわります♪