まるも亜希子の「寄り道日和」
子連れで行く「星野リゾート」
2019年8月22日 00:00
夏休みもあと少しですね~。毎年、娘にはたくさんの「チャレンジ」をさせてあげたいなぁと考えていますが、この夏は前半のお天気がイマひとつだったこともあって、なかなかトライできずだったんです。
そこで、今年チャレンジしたかったことの1つ、本格的なアスレチックを目指して一路、中央道をひとっ走り。今回は4歳の娘に加え、12歳の姪っ子も一緒の楽しいドライブです。小渕沢IC(インターチェンジ)で降りて5分ほど走ると、見えてきました「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」。
星野リゾートというと、大人が静かにしっぽりと過ごすオシャレなリゾートホテルってイメージがありませんか? ちょっと子連れで行くには気がひけるような。でも、リゾナーレ八ヶ岳には、幼児から楽しめるアクティビティがたくさんあると、ママたちの間でも話題になっていたんです。
中でも、一般的には小学生以上の子供向けのコースが多いアスレチックに、身長90cm~110cmの幼児がトライできる「森の空中散歩 KIDSコース」があるのが嬉しいところ。しかも、八ヶ岳の森の中で地上1.5mの空中アスレチックという、ここでしか体験できないコースです。もちろん、身長110cm以上の子供から大人まで、レベル1~4に分かれて体験できるコースも併設されています。だんだんと難しいコースにステップアップしていけるから、やりがいがありそう。身長100cm以上110cm未満の子供は、KIDSコースをクリアすれば保護者と一緒にレベル1にステップアップOKです。こういうのが、子供のやる気を刺激するんですよね。
というわけで、さっそく参加申し込みをするためにフロントへ歩いて行くと……。なんということでしょう、いきなりそこで、空から無情の雨がザーッ。娘も姪っ子もやる気マンマンだったので、「え~~っ!」と大ショックです。雨雲レーダーを見ると、夕方まで雨がやむ気配はないし、私もガックシですが、ここで困らないのがリゾナーレ八ヶ岳。屋内で楽しめるアクティビティも充実しているのです。
私たちが向かったのは、「ものづくりルーム」。ステンドグラスや陶芸、トンボ玉アクセサリー作り、機織りやニードルフェルト、オーブン粘土や木工など、なんと2歳の子供から参加できるワークショップが揃っています。並んでいる見本の作品たちを見ながら、どれにしようか目移りしていた姪っ子たちでしたが、やがて2人とも「これが作りたい!」と指差したのは、「パンフラワー」というカラフルな樹脂粘土を使って、お花やマカロン、オルゴールなどを製作するワークショップ。私は、フォーミュラカーのミニチュアが飾ってあった「オーブン粘土」に惹かれていたんですが、ま、女の子ですからお花の方がいいですかね(笑)。
娘と姪っ子は並んでテーブルにつき、先生がそれぞれの希望の色などを聞いて、材料を用意してくれます。私は背後に立って見守っていたんですが、先生の子供にも分かりやすく、かつ効率的な指導に感心しきり。しかも、パンフラワーは女の子たちに大人気で、3人、4人とどんどん生徒が増えていく中、それぞれ作るものや工程が異なるのをテキパキとさばいていくんですから、すごいなぁと私まで勉強させてもらっちゃいました。
粘土を丸めたり伸ばしたり、形や模様をつけてボンドで固定したりと、娘たちは真剣そのもの。およそ1時間くらい作業していたでしょうか、いつもは飽きっぽい娘も最後まで集中力が途切れず、2人ともびっくりするくらい素敵な作品が出来上がりました。
粘土が乾燥するまで30分くらい、ものづくりルームの向かいにあるカフェでお茶をしながら、「面白かった~」と話す娘と姪っ子。ほかにもいろいろとトライしたいワークショップもあるようで、「また来ようね」と約束しました。そしてその時こそは、森の空中散歩にもリベンジだ~! 皆さんもぜひ、日帰りでも宿泊でも、子供のキラキラした顔が見られるリゾナーレ八ヶ岳、オススメです。