まるも亜希子の「寄り道日和」

新潟で過ごした夏休みの家族旅行

赤いとんがり屋根の「ホテルグリーンプラザ上越」は、澄んだ空気と美しい山々に囲まれた絶景と、子連れファミリーへのおもてなしが素晴らしいところでした。目の前の斜面が「ウォーターパーク」になっていて、水着のままホテルから遊びに行けるのがいいですよね。ゴーカートなどもすべて徒歩すぐですが、なにせ斜面なので小さな子供がいたら無料のシャトルバスの方がラク。10~15分間隔で運行していましたよ

 ついに新学期がスタートしましたね~。わが家はなかなか家族そろっての旅行ができずにいたのですが、8月最終週に駆け込みで3日間、娘と一緒にモリモリと遊び倒し、悔いなく8月にサヨナラすることができました!

 最初に夫が「新潟の上越に行こう」と言い出した時には、「えっ? そこってスキーのメッカでしょ? 夏に行ってどうすんの」とけげんに思った私でしたが、なんとなんと、お目当ての「ホテルグリーンプラザ上越」に到着してみると、そこは子連れファミリーにとって夢のような遊びのワンダーランドになっているではないですか。なんたって、ホテルを出たら目の前がゲレンデならぬウォーターパーク! 水着のまま歩いて行けるので、いつも荷物が多くなってしまう子連れには、すごく嬉しいんですよね~。

 しかもそのウォーターパークは、雪のない山の斜面を利用して作られていて、0歳から滑れるウォーターボブスレーがあったり、スリル満点のスライダーがあったり、子供が何度も夢中になってトライする滑り台が何個もあったりと、泳ぐというよりは、水を使ったスポーツを満喫できるような印象です。おかげで半日そこで遊んだら、親子そろってクッタクタ(笑)。きっと来年も娘は「行きたい!」と言いそうなくらい、楽しかったみたいです。

 ただ、2日目と3日目はあいにくのお天気で気温も低かったので、ウォーターパークはあきらめることに。さーて、どうする? と普通なら悩むところですが、ここはウォーターパークに入らなくても、子供たちが遊べるアクティビティがたくさん用意してあるのです。ホテル内だけでもスタンプラリーや広々としたゲームパーク、アクアキャンドルなどのものづくり教室や卓球台もいっぱいあるし、カラオケルームだって充実。温泉は2か所あって、子供と一緒に受けられるリラクゼーションルームまであってビックリでした。最近は重いランドセルや塾通いで子供の肩もコリコリなんだとか。

 そして、雨が小降りになったスキに外に出れば、パターゴルフ、渓流釣り、700mのコースを走れるゴーカート、メリーゴーランドに汽車の「弁慶号」、足湯のテルマエにフワフワバルーンまで。

 私たちはもちろん、ゴーカート場へ直行です! 運転できるのは小学5年生からですが、0歳でも大人が抱っこすれば乗車OKという、子連れに優しいゴーカート。ハンドルは助手席にも付いているので、4歳の娘も気分はレーサーでテンション上がりまくりです。冬になれば雪に覆われて白銀の世界なのでしょうが、今は緑が広がる気持ちのいい高原で、遠くの山々を見ながら走るだけでも爽快!

あまりに楽しくて、2日続けて乗ってしまったゴーカート。アクセル・ブレーキ操作ができるのは小学5年生以上ですが、0歳から乗車OK。ハンドルが2つ付いていて、助手席側のハンドルでもちゃんと曲がります。レールがなくて自由に走れるので、家族や友達と一緒に盛り上がれること間違いナシ。初めてのゴーカートにもオススメです

 しかもここのゴーカートはレールも白線もなく自由に走れるのがいいところ。夫と娘の乗るゴーカートを追いかけて、しばらく並んで走ったり、競争したりと、あまりに楽しいので3周もしてしまいました(笑)。スピードはそんなに出ませんが、乗り物を操る楽しさ、エンジンの振動やオイルのニオイなんかは感じられるので、子供をクルマ好きにしたいパパ・ママにはオススメです。

 さぁ、すべてのアクティビティをまわって大満足の私たちでしたが、日が暮れてきても遊びのワンダーランドは終わりません。18時からは、ホテルのスタッフさんが一生懸命作ってくれたんだろうなぁと、その想いが伝わる「縁日」がオープンするのです。最初は冷やかしのつもりで行ってみたのですが、子供だけでなく大人ゴコロもくすぐる屋台ばっかりで、ついついお財布のヒモが緩んでしまったわが家(笑)。

 中でも傑作だったのが、「人間クレーン」と「ひっつき」ですかね。「人間クレーン」は、宙吊りになった娘を夫がコントローラーで動かし、景品をとってくるというもの。娘は「空を飛んでるみたい~」とはしゃぎながらも、どれを掴もうかと真剣勝負。制限時間1分間で戻ってこないとNGになってしまうので、夫の方はタイミングよく引き上げて出口へ戻すのに必死で、見てる私はただただゲラゲラと爆笑してしまいました。

縁日でまず引かれたのがこの「人間クレーン」! 宙吊りになった娘を、夫がコントローラーで操作して景品をゲットするのですが、娘はどれを取ろうか目移りするし、下げすぎても上すぎても掴めないし、制限時間内に戻らないとダメだしで、親子の絆が試されます(笑)。欲張りすぎても失敗しちゃうんですよね~。1回1000円で遊べて、わが家は無事に大きなボールをゲットしました

 そして「ひっつき」は、そうです、あのTV番組でやっているヤツ。TVっ子の夫は「1度やってみたかったんだ~」と大興奮で、そそくさと着替えてやる気マンマン。助走してジャンプして、テープの位置より上にひっつくことができれば1等の賞品ゲットです。しかし、1回だけ練習させてくれるのですが、ジャンプするトランポリンが驚くほど弾まないらしく、ドベッとぶざまな格好で低~いところにひっついた夫(笑)。予想通り、本番もまったくオハナシにならない結果で残念賞に終わったのでした。それでも、TVと同じことができて満足度は最高潮。これはジャンプに自信のあるパパ・ママにぜひトライしてみてほしいです。

あ、TVで見たことある! と思った人も多いですよね? 面ファスナーが付いたツナギに着替え、面ファスナーのグローブをはめて、ジャンプして壁にひっつくゲームです。ジャンプはトランポリンでするのですが、それが予想以上に弾まないらしく、1等のブルーの線には遠くおよばない位置にひっついた夫(笑)。私もやってみたかったのですが、ロングスカートをはいて行ってしまって残念でした。来年はパンツスタイルで参加するぞ~

 そんなわけで、大人も子供もこんなに遊べるホテルは初めてでした。わが家が訪れた時は、9割以上が子供連れのファミリーで、それも納得です。ウォーターパークと縁日は夏の間だけですが、それ以外のプレイランドは11月まで営業しているとのことなので、秋の連休に訪れてもきっと楽しめると思いますよ。わが家は、今シーズンこそ娘のスキーデビューを、ともくろんでいるので、雪が積もったころにまたおじゃましま~す!

まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。17~18年日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。女性のパワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト(PWP)」代表。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦している。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968など。ブログ「運転席deナマトーク!」やFacebookでもカーライフ情報を発信中。