まるも亜希子の「寄り道日和」
くるまマイスター検定応援団が集合したトークショー
2019年11月21日 00:00
横浜・みなとみらいという抜群の立地にある、日産グローバル本社ギャラリーは、無料でいろんな展示車が見られたり、予約すればテストドライブができたり、キッズスペースやグッズブティック、スターバックスもあっていろんな過ごし方ができる空間になっています。
仕事で訪れる時は平日ばかりなのですが、こうしてたま~に休日に訪れると、たくさんのファミリーやカップル、学生のグループなんかが思い思いの時間を過ごしていて、その横にさら~っと1935年製のダットサン14型ロードスターが展示されていたりして、クルマと人とがいい感じで溶け合う空間だなぁと感じてうれしくなってしまいます。
なぜ珍しく休日に訪れたのかというと、私が初年度から応援団を務めさせていただいている、趣味検定唯一のクルマ版、「くるまマイスター検定」の試験が11月17日に行なわれまして、それを記念したトークショーに出演するためでした。
が、2018年までは日産グローバル本社ギャラリーのホールが試験会場になっていて、受験を終えた皆さんをねぎらう形でのトークショーだったのですが、2019年はなんと、全国どこでも受けられるネット受験に切り替わりまして、いったいどれくらい受験した皆さんが来てくれるのか? それともまったく来てくれないのか? かなり未知数のままのトークショー開催となりました(笑)
ま、とはいえ、よかったことも1つ。一緒に応援団を務めているジャーナリストの先輩たち、石川真禧照さん、片岡英明さん、竹岡圭さんが例年は各地の試験会場に別々に駆けつけ、それぞれでトークショーを行なっていたのですが、2019年は試験会場がなかったので全員が横浜に集結! もちろん、応援団長のテリー伊藤さんも登場して、とても賑やかな顔ぶれになりました。
トークショーが始まり、テリーさんが元気な声で登壇してくると、やっぱり華がありますね。遠くのキッズスペースで遊んでいた子供連れの皆さんや、たまたま通りすがったと思しき観光中の皆さんまでステージの前で足を止めてくださって、いやいやさすがはテリーさんです。
そしてトークショーの話題はまず、来場者130万人突破という盛り上がりで閉幕した東京モーターショー 2019について。テリーさんも会場をくまなく見てまわったそうで、私が感心したのがそのチェックポイントです。テリーさん曰く、「今回のモーターショーで驚いたのは、日産ブースとレクサスブースの照明技術が抜群に美しかったこと」。クルマというのは、一方向からだとなかなか分からないような複雑な面と線で構成されているので、その魅力を存分に引き出すための照明技術というのは、かなり難易度が高いものなのだそうです。それが驚くほどによかったと言うテリーさんに、やっぱりTV業界のプロは視点が違うなぁ、すごいなぁと尊敬してしまいました。
さらに、話題は今回のくるまマイスター検定で出題された問題へ。従来は1級、2級、3級、ジュニア級と分かれていたのですが、今回からもっと日々のカーライフに役立つような、交通安全やメンテナンスといった問題に絞って出題される4級が新設されたんですね。なので、クルマの歴史とかメカニズムに関してはあんまりよく分からない、という人でもチャレンジしやすくなったのが今回の特徴なのです。
試しに、それぞれの試験問題から1問ずつ出題して、会場の皆さんと一緒に解いてみたのですが、そこではまだ9歳なのに正解を出しまくるスーパー小学生を発見! テリーさんも大喜びで、「もう明日から運転していいよ、オレが許可する!」なんて言って爆笑を誘っておりました(笑)。その少年はお父さんと一緒に少しずつ勉強して一緒に受験したそうなのですが、そうやって親子のコミュニケーションや共通の趣味にもなるのが、くるまマイスター検定の魅力でもあるなぁとあらためて感じました。
スタッフの話によると、今回受けそびれてしまった方や、試しに受けてみようかな?という人たちのために、年内にもう1回、ネット試験ができるように調整中とのことなので、興味がありましたらぜひ公式サイトでチェックしてみてくださいね。
そして、今回のトークショー以外にも、毎週いろんなイベントが企画されている日産グローバル本社ギャラリー。11月23日にはサッカー Jリーグの横浜F・マリノス戦のパブリックビューイング、11月24日には小学校低学年のお子さんを対象としたキッズイングリッシュスクールが開催されるそうなので、時間などチェックしてぜひお出かけしてみてください♪