まるも亜希子の「寄り道日和」

クリスマスリースに好きなミニカーをトッピング

クルマ業界女子部の部活動で第3弾として開催されたクリスマスリース作りの会。カーライフエッセイストの吉田由美さんほか、7名の生徒と講師が集合して本当に楽しい時間を過ごしました。完成したリースには好きなミニカーをトッピング。私はチンクェチェントを2台も盛り、由美さんはこのためにミニカーガチャに挑戦するも、よりによって黒いミニカーが出てしまったため(笑)、私の家にあった真っ赤な「RX-8」のチョロQを進呈。それぞれの個性が炸裂した作品になりました

 いよいよ来週に迫ったクリスマス。皆さん、準備はバッチリでしょうか? わが家もすでに1か月前からクリスマスツリーを飾り、玄関の飾り棚の置物もサンタやスノーマン、トナカイに変えて、クリスマス気分を味わってはいたのですが、なんかもっと楽しいことしたいな~。なんて思っていた矢先に、クルマ業界女子部を一緒にやっている吉田由美さんから、「ねぇねぇ、クリスマスリース、作りたくな~い?」とお誘いが。もちろん「作りた~い!」と即答で、またまた素敵な部活動が実現しました。

 講師役を務めてくださったのは、某自動車メーカーの元広報担当だったI女史です。なんと、かなり難関と噂のウェディングブーケ作りの資格まで持っているという、女子力高めのI女史。でも、愛車は「フェアレディZ」というギャップがいいですよね。で、集まったクルマ業界女子部のメンバーは7名。うちの娘も工作大好きなので、一緒に入れてもらっちゃいました。

 教室に入ると、まずは机に新聞紙を敷いていき、リースの土台や飾りパーツを配ります。そういうのが大好きな娘は大張り切りで、「次はどれ配る?」なんて、すっかり女子部になじんでいます(笑)。すべてのパーツや道具がそろったところで、クルマ業界女子部らしいものが登場!

 そうです、今回はリースに好きなミニカーを飾っちゃおうということで、いろんなミニカーを持ち寄ったのです。なんと、この部活動を知ったフォルクスワーゲンさまが、最新モデルの「T-Cross」や「Type2 バス」のチョロQまで送ってくれて、みんなでどのクルマにしようかキャッキャと悩んだりして。初対面のメンバーもいたので自己紹介をしつつ、おしゃべりは止まりませんね~。

 しかし、ひとたびリース作りがスタートすると、エッというくらい、みんな無言に(笑)。もくもくとパーツを飾り付けていく集中力、すごいです。作り方は簡単で、土台の隙間にまずはクッション兼パーツ留めの役割を持つグリーンをまんべんなく押し込んで広げます。そこに、大きな飾りからバランスよく散らして差し込み、だんだんと小さな飾りを配置。最後にミニカーとリボンをワイヤーで留めたら完成です。

講師を務めてくれたI女史のお手本リース。やっぱりスッキリとまとまっていて上手ですよね。よく見ると、愛車のフェアレディZがちょこんと乗っていてキュート! フォルクスワーゲンのチョロQ3台は広報さまからの差し入れです。ありがとうございます!

 でも、難しいのは、やっぱり飾り付けのバランスなんですよね。最初にリースの円をイメージしながら机の上にパーツを並べてみて、だいたいの配置を決めておくのが成功の秘訣らしいです。私は先生のお手本を参考にしつつ、「ここにドングリをつけたい」とかいう娘のムチャぶりに応えながら飾り付けていったら、なんともボリューム満点で3Dかってくらいヒイラギが飛び出しまくりのワイルドなクリスマスリースになってしまいました。ミニカーは娘の希望で、赤と青のチンクェチェント(フィアット 500)を贅沢に2台も使うという(笑)。でも、それがなかなか可愛いんですよね~って、自画自賛です。

 みんなで完成したリースを並べてみると、いやまぁそれぞれに個性があふれ出していて面白いものですね。これを各自が持って帰って玄関や家の中に飾って楽しむことを想像しただけで、なんだか心がほっこりしちゃいました。クルマ好きの彼氏やご主人もきっと喜んでくれますよね。私も次は夫が好きなロードスターのミニカーをゲットして、また作ってあげようかなと思いました。

 そんなわけで、今回もクルマ業界女子部の部活動は大成功! これからも私たちなりの「クルマの楽しみ方」を求めてアンテナを張っていこうと思います。皆さま、少し早いけどメリークリスマス! 大切な人たちとすてきな時間をお過ごしくださいね♪

ランチタイムから盛り上がり、初対面同士のメンバーもすっかり打ち解けてスタートしたリース作り。ミニカーを決めるまでは騒がしかった教室が、作業を始めたらいきなり無音に(笑)。この集中力は、やっぱり普段から運転で鍛えているからかしら!?

まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。17~18年日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。女性のパワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト(PWP)」代表。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦している。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968など。ブログ「運転席deナマトーク!」やFacebookでもカーライフ情報を発信中。