まるも亜希子の「寄り道日和」
子育てに役立つクルマグッズやアイデアをご紹介
2020年5月7日 00:00
小さな赤ちゃんを抱っこひもで抱えながら、大量の買い物袋を両手にさげて辛そうに階段を上がるママを見かけます。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「買い物は原則1人で」との呼びかけが浸透してきたためか、最近とくに多いように感じるんです。普段なら、「持ちましょうか」と気軽に声をかけて助けてあげられるのですが、もし私が保菌していたら移してしまうかも、と思うと怖くて、もどかしい思いをしています。
なので、今は遠回りかもしれませんが、少しでも子育てがラクになるクルマグッズやアイデアを探して、ママたちを応援! まずは最近見つけて大感動したグッズからご紹介しますね。
子育て用としてミニバンに乗り始めて5年たちますが、とにかく雨の日に子供をチャイルドシートに乗せたり、降ろしたりする時がサイアクなんですよね。傘をさしたままじゃできないので、首と肩で傘の柄を挟んでおかしな体勢になってみたり(笑)。でも結局、子供を濡らさないようにすると、自分はずぶ濡れになっちゃう。なんとか解決する方法はないかと、いろいろ探し回ったあげく、たどり着いたのが……。
ホンダアクセスがアクセサリーとして販売している、「カサクリップ」! スライドドアを開けたところにあるグリップに装着すると、傘を挟んでおけるというものです。以前、カーショップで窓ガラスに吸盤でつけるタイプを見つけて使ってみたのですが、位置がちょっと横にズレすぎて、雨をよけられなかったんですね。でもこれはちょうどいい位置で、クリップなので着け外しも片手で簡単にできてバッチリ。これがあれば、雨の日の子供の乗せおろしのストレスが、少し和らぐんじゃないかなと思います。
そして次に、これからどんどん暑くなってくるとすごく気になる、日差し問題。せっかく後席で子供がスヤスヤと寝ているのに、日差しが直撃して汗びっしょりになっていたりすると、赤ちゃんならすぐグズりだすし、熱中症や脱水症が心配で運転に集中できないですよね。
最近は備え付けのロールサンシェードがついたミニバンが増えて、とっても便利ですが、わが家のミニバンにはそれがなかったので、最初は吸盤で貼り付けるタイプのサンシェードを買ってみたんです。でも、ジャストサイズじゃないから結局は隙間から日差しが差し込んでしまって、完全にさえぎることはできないし、しばらくすると吸盤が乾いて落っこちてしまいました。
で、いろいろと試したところ、サンシェードなんてなくても大丈夫だったんです。必要なのは、お洗濯ものを干すときに使う大きめの洗濯バサミか、ベビーカーでタオルケットが落ちないように挟むクリップ2~3個と、バスタオルや大判スカーフ、ハーフケットなどの布。これだけです。
使い方はまず、洗濯バサミを天井のグリップなど2~3か所につけて、子供を直撃している日差しを遮るように布の両端を挟めばOK。これだけで、即席のサンシェードになっちゃいます。景色は見えませんが、眠る時には少し暗くなるので赤ちゃんも落ち着くようで、うちの娘はこれでよく眠ってくれました。冷房の効きもアップするので燃費対策にもなるし、一石二鳥ですよ。
そしてもう1つ、子供が眠るときに気になるのは、頭がどんどん横に倒れてしまうこと。赤ちゃんのうちはまだ、チャイルドシートにすっぽりと包まれているのでいいのですが、ジュニアシートになってからは、頭が下がってしまうと首が辛そうで、あまりにも倒れてしまった時には安全な路肩などに停めて、わざわざ頭を直してあげたりしたこともありました。
そういうときに、アレがあったらいいだろうなぁとずっと欲しかったグッズが、なんとこの度、懸賞で当たりました(笑)。それはシートベルトクッションというもので、シートベルトを通すところがついている、小ぶりなクッション。って、名前そのままですね。普通のクッションだと、子供の首のところに挟んであげても、寝ているうちにどんどんズレてきて落ちちゃうものなのですが、コレだとシートベルトに挟んであるので落ちないところがミソ。起きている間も、抱き心地がいいようでスリスリ触って喜んでいましたよ。
あと、このクッションは車内で授乳をするときにも使えるなぁと思います。男性の皆さんはピンとこないかもしれませんが(笑)、授乳する時ってたとえ体重3kgの赤ちゃんでも、けっこう腕がしびれてきたりして大変なんです。このクッションで赤ちゃんの体重を支えてあげると、すごくラクだろうなと。なので、生まれてすぐから長く使えそうですね。
ただでさえ大変な子育てが、自粛生活によってさらにストレスになっているママも、きっとたくさんいると思います。いろんなグッズやアイデアで、少しでも助けになりますように。これからもいろいろとアンテナを張って、またご紹介したいと思います!