まるも亜希子の「寄り道日和」
新型「レヴォーグ」の最終プロトタイプに試乗してきました
2020年8月20日 00:00
ついについに、この日がやってまいりました! 今日は、新型レヴォーグ(プロトタイプ)の情報解禁日なんです。2019年の東京モーターショーで次期レヴォーグだという姿を見てから、実車に乗れる日をとっても楽しみにしてきたのですが、ドキドキしながら対面した新型は予想以上にいいクルマ! 早くみなさんにもお伝えしたい~とヤキモキしていたわけなのです(笑)。
ただ、しっかりとした試乗レポートは岡本幸一郎さんがお届けしてくれると思いますので、私は見て乗って触ってみた中で、奥さま目線で「これはイイ!」と感激したところをご紹介したいと思います。
まずは、家族で一緒に乗っている時に、とくに男性陣が多いと勃発する「エアコン寒すぎる問題」。女性はもともと冷え性の人も多いし、顔や身体に直接エアコンの風が当たると冷えすぎるし乾燥しやすいのでイヤなんです。新型レヴォーグはなんと、それを解決しようと試行錯誤してくださったそうで、もう女性代表として(勝手に)お礼を言いたいです。
それが、スバル初設定となった「エアコンマイルドモード」。これは、ノーマル、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスと4つから選べるドライブモードセレクト(これもスバル初)でコンフォートモードを選ぶと、自動でエアコンがマイルドモードになって、足下は暖かく、顔まわりは涼しくしつつ、湿度を下げないので乾燥も防いでくれるという、まさに女性想いのエアコンなんです。これでもう、夏なのに乾燥肌で悩まなくて済むし、サンダルなどで肌の露出が多い時に身体が冷えすぎなくて済みそう。開発中はこれを通称「奥さまモード」と呼んでいたそうで、スバルには愛妻家(恐妻家?)が多いのかなぁなんてうれしくなりました。
次に、インパネを見るとセンターにでで~んと鎮座している11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ。これ、まるでデカスマホなんです。アプリのアイコンをタッチするといろんなことができるスマホと同じように、ナビやラジオ、電話、テレビなどの操作ができて、よく使うアプリをドライバー側に並べたり、ラジオでも「FMしか聴かない」って人は「FM」だけのアイコンを作ることもできるので、すごく使いやすくなるはず。女性はこうしたナビなどの操作が苦手な人も多いので、スマホと同じ感覚で使えてカスタマイズもできるのはすごくいいですよね。
さらに、最近は国産SUVでもバックゲートがハンズフリーで開閉するモデルが続々登場していますが、新型レヴォーグはちょっと違うんです。キーを持っている人が足をかざすと自動でバックゲートが開く、というのがよくあるハンズフリーですよね。でもレヴォーグは足ではなく、スバルエンブレムに手をかざすだけ。どこも触らなくていいのは同じなので、雨の日や泥だらけになったクルマに触れなくていいし、片足を振り上げるのがちょっと不安定で怖いな、という人には手をかざす方がいいかもしれないですよね。雨で傘をさしている時や子供を抱っこしている時など、手は動かせるけどキーを出すのが面倒な時にうれしい機能です。
というわけで、奥さま目線でとくに魅力を感じたのはこの3つのポイント。もちろん、話題のアイサイトXも、1.8リッター直噴ターボ+新型リニアトロニックの走りも、すっごくよかった! 正式発表は10月15日の新型レヴォーグ、女性にもぜひチェックしてほしい1台です。