編集後記
2020年9月13日
塩谷公邦
みなさま、こんにちは。編集部の塩谷(しおたに)です。新型コロナウイルスの影響で4月頃からテレワークが始まりましたが、実はテレワークが始まるまできちんと自宅のネット環境を確認したことがありませんでした。そもそもネット環境に対する知識も興味もなく「現状でネットにつながっているし、特に不便もないから問題ないでしょ」ぐらいの感覚でした。
しかし、テレワークが本格化し、ビデオ会議なども頻繁になり、他の編集部員の話を聞いていると、どうも自分だけいろいろと反応や速度が遅いのではないかと思い始め、もっと快適になる余地はないのかと調べることに。自分の想定では、マンションなので戸建てのように個別で光通信を引くことはできず、マンションタイプのVDSLを使っていると思っていました。
ところが、ヤフーBBの会員情報を見てみると、未だにADSLだと判明。会社の上司から「IPv6にすると速いぞ」とアドバイスをもらい、とりあえずヤフー系列のソフトバンク光に電話。よく分からないまま「とにかくIPv6を使えるようにしてほしい」と注文。
数日後、ソフトバンク光に注文したのに、工事にきたのはNTT東日本のスタッフ。そしてソフトバンク光が無事に開通してから2~3日後、突然NTTから「ドコモ光にしませんか?」と勧誘の電話……。
実は家族全員ドコモの携帯なので、いずれはドコモ光に乗り替えようと思っていたのですが、ソフトバンク光の契約は2年縛りで途中解約は9800円の違約金が必要。するとドコモ光の営業の人は「今なら乗り換え負担分として2万dポイント贈呈しますよ」と、まるでソフトバンク光の違約金なんて余裕でカバーしますよといった内容。誰だってマイナスが出ないならOKしちゃうでしょ!
しかし「そんな美味しい話があるはずない!」と一旦冷静になり、勧誘してきた代理店ではなく本家はどうなっているんだろうとドコモ光のサイトを見てみたら、「今なら3万dポイント贈呈」って、1万dポイントも違うのかーーい!? いや待てよ、この3万dポイントにも罠があると思いドコモ光に確認したら「3万dポイントの使用期限は5か月以内で、毎月の携帯使用料金には使えませんので、機種変更やショッピングにお使いください」とのこと。
ちょうどスマホの機種を変更したいと考えていたので、本家のドコモ光に申し込み、ソフトバンク光に解約の電話。さすがに1週間も使っていないので、解約理由を根掘り葉掘り聞かれるのではと危惧しましたが、特に追及はなし。しかも契約してから1週間以内だったので、クーリングオフ扱いで解約金9800円も不要とのこと。
さらに、IPv6対応の高速Wi-Fiルーターを無償で貸し出してくれるというからありがたい。いろいろ手間も掛かりましたが、約1か月をかけてADSLからVDSLへ無事に変更でき、快適なネット環境が整いました。