編集後記

2020年9月19日

小林隆

 わが愛車である1995年式のR33 GT-R(標準モデル)、納車されてはや3か月ほどが経った。車検切れの中古車を購入する場合、大抵は試乗することができないので納車されたときの初ドライブはワクワク感と失敗していないかという不安感でいっぱいだ。もちろんエンジンをかけてアイドリングの音を聞いたり、トランスミッションの入り方におかしなところはないか購入前に確認はしたが、実際に走らせてみないと分からないことがたくさんある。

 その点、わがR33 GT-Rを走らせてみた第一印象はというと、「うーん、最高!」。R34 GT-R純正タービンとポンカムの組み合わせをF-CON V Pro Ver.3.4で制御するブーストアップ仕様で、その出力はハイブースト時に約437PS。普段はローブースト仕様で走っているのでそこまでの出力は出ていないが、やはりRB26のアクセルレスポンス、サウンドは誰が何と言おうと最高なのである。

 とはいえ25年前のクルマ。それなりにきれいな内外装ではあるが経年劣化した個所、パーツは多々ある。ということで、まずは純正フロアマットをNISMOの新品フロアマットに交換。これだけでグンと見栄えが変わったので満足満足(笑)。

 交換したいパーツはたくさんあるが、早めに対応したいのは純正3連メーターのバックライトの玉切れと、純正キーの新調。納車されてから気付いたのだが、実はスペアキー2本しかなく、肝心のGT-Rのロゴが入ったマスターキーがないという悲しい状態。マスターキーのベースは友人がプレゼントしてくれたので、近いうちディーラーか鍵屋さんに行って作ってもらおうという算段である。