編集後記
2020年12月26日
塩谷公邦
みなさま、こんにちは。編集部の塩谷(しおたに)です。12月になり編集部に来てちょうど1年が経ちましたが、コロナのおかげかあっという間の1年でした。これからも宜しくお願い致します。
さて、40代になってから徐々に老眼が進行し、今では老眼鏡なしでは仕事ができない体になりました(泣)。その老眼に気が付き始めたのは、今から5年くらい前の電車の中。当時はまだガラケーで、通勤電車に乗っていつもの距離(顔から10cmくらい)なのに「何か画面の文字にピントが合わないなぁ」と感じたときのこと。
ガラケーの画面を少しずつ顔から離していくとピントが合う。やがてその距離はどんどん遠くなり、いつしか手をMAXまで伸ばさないとピントが合わないほどに。こうなるともう電車の中ではガラケーは見られません。
そこでガラケーから画面の大きなスマホに替えてみたけれど、もちろん携帯を替えて老眼が治るはずもなく、今ではラインの文字サイズ設定は「特大」(←これを言うとなぜか失笑される)。
ただ、視力は子供の頃からとてもよく、散々テレビゲームをやり込み、仕事もパソコンを常時使う業務ばかりしてきたけれど、今でも裸眼で両目とも1.5をキープしている。そういえば「視力がいいと老眼になるのが早い」なんて昔からよく聞くけれど、あれは都市伝説ではなく事実だったのか!?
もはや手元のスマホも仕事のパソコンの画面も、1m以内はなかなかピントが合わないので、渋々100円均一で老眼鏡を購入。
しかし、この“近くだけが見えない”という老眼は、パソコンでデスクワークをしている分にはそれほど支障はないけれど、クルマの運転になると、ナビやメーターといった車内のなにかを見るには老眼鏡が必要で、遠くを見て運転するときは不要と、いちいちかけたり外したりと不便極まりない。
眼鏡に紐を付けて、首からぶら下げる方法もあるけれど、他にもっと便利な眼鏡はないのかとネットで探していたら、気になるアイテムを発見。
2500円ほどの老眼鏡で、なんとレンズとレンズの真ん中にネオジム磁石が内蔵され、鼻の上で合体させることで眼鏡になるという斬新な形状。これなら外しても落ちないから壊れる心配もないし、レンズだけがぶら下がるので、あまり邪魔にならなさそうだと思い即購入。
国内に在庫はなく、海外から直送のため1か月ほど待たされて到着。梱包こそ怪しげに見えたが、意外としっかりした商品だったので「おぁ、この買い物は当たりじゃないのか!」と、心をウキウキさせながら早速かけてみました。
フィット感はとてもいい。しかし、首にぶら下がっている状態のレンズを取るときにレンズを触りがちになる。また、かけているときは後頭部に紐が通るので、何となく「ゴーグルをかけている」ような感触があるが、どちらも慣れれば解消できそうだ。
それと鼻に引っ掛ける部分がないため、ちょうどいい位置にレンズを留めるには全体を目に近づけるしかなく、その結果レンズがまぶたに触れて脂が付いてしまうことがあるのが残念だけど、慣れるまで気長に使っていきたいと思います。
それでは皆さま、2021年もCar Watchを宜しくお願い致します。よいお年をお迎えください。