編集後記

2021年1月9日

小林隆

ヘッドライトが生まれ変わりました

 新年1発目の編集後記ということで、少し遅いですがあけましておめでとうございます。本年もCar Watchをどうぞよろしくお願いいたします。

 今回の年末年始は多くの皆さまと同じく、遠出などは控えて家にいる時間が多い年となりました。出かけたことと言えば、学生時代の友人2人に助けられ、わがR33 GT-Rのヘッドライトレンズの交換を友人宅で行なったくらいでしょうか。

 R33 GT-Rのヘッドライトレンズは樹脂製のため、長い間使っていると紫外線などで黄ばみ、曇りが発生して見た目に古さを感じてしまうもの。そこでレンズを新品にしてリフレッシュしようとなったわけですが、なにせカラ割作業などやったことがなく、作業のほとんどをパーツメーカー出身の友人がやってくれた次第であります。寒空のもとありがたや……。

 ヘッドライトユニットを外してからブチルゴムをヒートガン&ドライヤーで温め、レンズと本体を分離。内部の部品を入れ替えつつ新しいブチルゴムをレンズとユニットの間に押し込んでいき合体。車体にヘッドライトユニットを戻して完成。結果は本記事トップの写真のように曇り1点もない、素晴らしい仕上がりだ!

 作業概要を簡潔に言うとたったこれだけだけど、所要時間は6時間ほどかかったでしょうか。特に古いブチルゴムを除去していくのは容易ではなく、1週間経った今もその作業でガサガサになった手先は直らず(しかも指紋にまだ残っているし……)。

古さを感じさせていたヘッドライトが生まれ変わったことで、愛情が倍増しました(笑)

 で、この一連の作業でのこと。ヘッドライトユニットを外すにはフロントバンパーも、ということでフロントバンパーを外していた際に、友人から「あー、見つけちゃった」のひと言が。見ると右フロントのコアサポートまわりのパーツがゆがんで錆が出てるじゃないですが……。左側はゆがみもなく錆びてもいないということは、右側ちょっと当てたなこれはという結論に。

 前回の編集後記でメーター交換の可能性ありと書き、関係者から「あの結果をはやく書け」と急かされていたのですが、それどころじゃない。立派な修復あり車じゃないですかw

 結論として、メーターについてはしっかり交換されていました。標準車のわがR33 GT-RにV-SPECのメーターが付いているわけがない(笑)。さらに修復ありときたらまあなかなかのショックなわけですが、救いとしてはちゃんとまっすぐ走るし、個体としては気に入っているのでこれからも長く付き合っていきたいと思っています。

 だ、誰だ、「つかまされちゃったね、うふふ」と失笑しているのは~!

マジですがこの錆とゆがみ