編集後記
2021年2月6日
小林隆
ワタクシがスカイライン GT-R好きになったのは、高校時代に当時26歳だった兄がフルローンで購入したR32型スカイライン GT-R(BNR32)がわが家にやってきたのがきっかけ、というのは以前の編集後記で書いたとおり。
その影響で自分もBNR32を購入しようと決意したものの、ビンボーな大学時代に買えるわけもなく、代わりに買ったのが同じR32でもタイプM(ガンメタ/4ドア&ド事故車)だった。そのタイプMには10年近く乗ったものの、トラブル続きというのもあって売却。タイプMも2.3リッター化やGT2535仕様なんかにして楽しかったのだが、やはりBNR32を乗っておかないと一生後悔するかもしれないという思いがどこかにずっとあった。その数年後、学生時代の友人がBNR32からBCNR33へと乗り換えるということでそのBNR32(シルバー)を購入することを決意したのが2011年ごろの話。
そのBNR32も3年乗ったあたりでクラッチをはじめとしたトラブルが頻発し、泣く泣く2014年に売却した。つい先日、ふとそのシルバーのBNR32を思い出し、写真でも見ようかなとスマホのデータを振り返っていたところ、わずか1枚しか写真がないことに気が付いた。その写真は車両を売却する直前に撮ったもので、17インチ仕様のもの。別途売却した自慢の18インチのTE37 ブロンズを装着した写真が1枚もないではないか……。これはしまったと思ってもあとの祭り。現在の愛車であるBCNR33の写真はたくさん撮っておこうと思った次第です。
1990年代のスポーツカーの中古相場が尋常じゃなく上がっているのは皆さんもご存知かと思いますが、このシルバーのBNR32についた価格は35万円。今ならもっと高値ついたよねと思いながら、この週末は唯一の写真と思い出にふけようと思います。あ、そういえばタイプMの写真も紙焼きしかないな、今のうちにデータ化しておこうっと。