編集後記

2021年3月20日

椿山和雄

 もうすぐ新しい年度が始まるというので年度末の総決算。今回はボクスターの購入について振り返ります。

・ドアから雨水がダラダラ

 買ってからすぐに悩まされたのが、ドアからの雨漏り。ドアの内側にある金属製パネル(防水ビニールの代わりに取り付けられているパネル)のシール部分から雨漏りしていて、そこに使われているスポンジ状のシール材がボロボロ。これは市販のゴムシール剤への張り替えと、独自の改良を加えて完治。今は洗車機に入れても大丈夫だ。

・パワーウィンドウスイッチ交換

 雨漏りの修理と一緒にパワーウインドウの動きもおかしいので、中古パーツを入手して交換して、こちらも完治。

・白煙がモクモク

 ある日、エンジンを始動させたらテールパイプから猛烈な白煙が!? その瞬間は「ああ、エンジン終わったか……」と廃車を考えたが、しばらくアイドリングさせると症状はおさまる。どうやらオイルセパレーターに問題があることが分かって、部品交換で完治。

・ドアミラーがプラプラ

 ある日、ボクスターを走行させていると右側のドアミラーがプラプラしだした。その瞬間は「ドアミラーアッセンブリ交換か……。ああ、何人の諭吉が飛んでいくんだろう……」とうんざりした気持ちになったのだが、後で確認するとミラー部分の接着が剥がれていて、粘着シールで補修して完治。

 ボクスターとの生活もずいぶんたったが、いづれも素人DIYで直せる不具合があるくらいで、走行に支障がでる機関部分が壊れるということはなかった。このほかにも、エアコンの吹き出し口からボロボロのスポンジが飛んでくる問題も抱えているのだが、エアコンは効いているのでこれはもう放っておく。

 今の悩みは、ロアアームのブッシュにガタが出ていて、ロアアームを交換しようかどうかというところ。さて、ボクスターを購入して“後悔をしているか?”と自分に問うと、後悔はしていないが、もう元はとったかなというのが今の気分である。