【東京オートサロン2011】 輸入車はホイール、外装パーツなどのカスタマイズ車が多く並ぶ |
「東京オートサロン2011」では輸入車のカスタムカーも大量に展示された。今回は特に輸入車としてのブースは設けられず、国産、輸入の区分けなく展示された。
輸入車においてもカスタムの傾向は国産車とあまり変わらず、大口径ホイールの装着やカッティングシートによる塗色変更などが目立った。
■スペシャルカーズ
スペシャルカーズと銘打った共同展示ブースでは、橋本コーポレーションが先日国内発表された「MINIクロスオーバー」を、独自に輸入し、カスタマイズしたものを展示した。
MINIクロスオーバーは車高が高く、ヘッドライトの形、ドア数などが2ドアやクラブマンとは異なっている | ||
カスタムしたところは車高調整キットと20インチホイール。タイヤは横浜ゴムの「S.Drive」 |
■クロスボウ ジャパン
オーストリア KTMのスポーツカー「X-BOW」(クロスボウ)が展示された。ナンバー取得と公道走行が可能。サスペンションがむき出しになるなど、メカニズムが強調されたスタイリングが注目を集めた。カーボンモノコックボディに2リッターターボエンジンを積む。
メカニズムがむき出しのスタイリングがX-BOWの特長 |
■ブリヂストン
エコタイヤを展示、主な展示はタイヤだが、エコを意識した軽量ホイールも多く展示した。
MINIに省燃費タイヤの「エコピアEP-100」を装着。ホイールはプロドライブの鍛造軽量ホイール | その他にも軽量ホイールを多数展示 | |
アウディ「A5スポーツバック」は「REGNO GR-9000」を装着 | 2月発売の新製品、「REGNO GR-XT」は高級省燃費タイヤ。メルセデス・ベンツ Eクラスに装着された |
■ダンロップ
ダンロップは2月発売のSUV用タイヤ「SP QUATTROMAXX」(エスピークワトロマックス)をポルシェ カイエンに履かせて展示した。SP QUATTROMAXXはピニンファリーナがデザインを担当し、スポーツカーと同様の高性能を追求したというグローバルフラッグシップSUV用タイヤとなる。
ポルシェ カイエン | 1輪はダンロップのイメージカラーのイエローに着色され、タイヤのパターンがよく分かるように展示された |
■グッドイヤー
カスタマイズされたキャデラック「CTSクーペ」が展示されたグッドイヤーブース。装着されるタイヤは「EAGLE 2000 Hybrid II」。バイナルグラフィックによる装飾とDIABLOのホイールを装着している。
タイヤが十分目立つように展示されたキャデラックCTSクーペ |
■ニットータイヤ
トーヨータイヤから独立したブランドとして世界展開を行っているニットータイヤ。ブースはいわゆるハイドロサスをエアーで実現したSKIPPERの「AIRMATIC」とコラボレーション、ニットータイヤを履き、エアで自在にリフトするよう改造されたアウディR8が展示された。
エアでリフトするよう改造されたアウディ「R8」。時おり車体を上下させていた | SKIPPERの「AIRMATIC」製品も展示 |
■ティーエスエムグループ
標準サイズからドレスアップまで輸入車ホイールを多く扱うティーエスエムグループは、SPORT TECNICブランドを中心に展示した。アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンのデモカーが展示された。
ティーエスエムグループ | ポルシェ「カイエン」 | フォルクスワーゲン「ゴルフ」 |
■ARTIS/ホンダネットナラ
フィルムによるエクステリアのカスタマイズが多い中で、塗装によるカスタマイズを追求するのがARTIS。塗装によってダイヤブロックを造り込んだアウディA6は、職人がすべてマスキングテープを使って塗りの厚みで立体感を表現したもの。デモカーの仕様で工賃はおよそ350万円ほどかかるという。
ダイヤ塗装が施されたアウディA6 | この立体的な塗装はすべて職人が手作業でマスキングテープで表現 | 作業風景の写真も展示された |
■ギャルソンプロダクト
スワロフスキーを散りばめたメルセデス・ベンツSL600の展示が有名なこのブース。クルマは以前の展示と同じクルマだが、ホイールは新作に更新されている。
ライトに輝くボディはとにかく目立つ。新作のホイールが中央に展示される。車内もスワロフスキーが随所に散りばめられている |
■その他のブース
(正田拓也)
2011年 1月 15日