【東京オートサロン2011】 国内自動車メーカー「スバル」編 STI製のカスタムカーを参考出品 |
プレスカンファレンスでは2011年のモータースポーツ活動が発表された |
1月14日に開幕した「TOKYO AUTO SALON 2011 with NAPAC」(東京オートサロン2011)。富士重工業(スバル)は、「Proud of BOXER」をテーマに走る楽しさを追求。STI(スバルテクニカインターナショナル)の新しいカスタムカーブランドである「tS」を「レガシィ」、「エクシーガ」、「トレジア」の各モデルに用意し参考出品したほか、2011年のニュルブルクリンク24時間レース参戦車両「インプレッサ」をはじめとしたモータースポーツ参戦車両などを展示している。
今回コンセプトモデルとして出品される各「tS」は「Sport,Always!」をコンセプトに、ドライバーのスキルを問わず気持ちのよいハンドリングや気持ちのよい走りを感じられるよう、シャシーやボディーを中心に独自の装備が施されている。
モータースポーツ参戦車両はインプレッサWRX STIの2011年ニュルブルクリンク24時間レース参戦予定車とGr.N仕様車、レガシィB4のSUPER GT参戦予定車の3台。
また、14日午前中にスバルブースで行われたプレスカンファレンスでは、2011年のモータースポーツ活動の概要を発表。6月23日~26日に開催されるニュルブルクリンク24時間レース、SUPER GTの全8戦および特別戦、PWRCやIRCといった国際ラリーへの参戦が明らかにされた。
ニュルブルクリンク24時間レース参戦予定車。エンジンスペックは最高出力は320PS以上、最大トルクは47kgm以上。ミッションは6速MTでSTI製のメタルクラッチを採用。ブレーキはAPレーシングでフロントが6ピストン、リアが4ピストン。ホイールはBBS製の18インチで、タイヤサイズは250-640 R18 | レガシィB4のSUPER GT参戦予定車(2011年モデル) |
自然吸気エンジンを搭載した「レガシィ 2.5i Sパッケージ」をベースとした「レガシィ 2.5i tSコンセプト」。STI製のタワーバーやフロントアンダースポイラー、STI専用チューニングとなるビルシュタイン製サスペンションなどを装着。ホイールはSTI製の18インチ |
昨年10月に発売された「フォレスター tS」。フォレスターのホットモデルとなるS-EDITIONをベースに、専用チューニングのサスペンション、フロントタワーバーなどを装着したモデルだ |
(安田 剛)
2011年 1月 15日