フランクフルトショー 2017

【フランクフルトショー 2017】ホンダ、「アーバンEVコンセプト」世界初公開。欧州で量産EVを2019年に発売

今後、欧州発売する全ての新型モデルに電動化技術を搭載

2017年9月12日(現地時間)発表

ホンダが欧州で2019年発売予定の量産EVの方向性を示した「アーバンEVコンセプト」
本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘氏

 本田技研工業は9月12日(現地時間)、欧州で2019年発売予定の量産EV(電気自動車)の方向性を示したコンセプトカー「アーバンEVコンセプト」をフランクフルトモーターショーで世界初公開した。

 アーバンEVコンセプトは新開発の「EV専用プラットフォーム」を採用。欧州仕様の「ジャズ(日本名:フィット)」よりも全長が100mm短く、都市の移動に最適なコンパクトサイズとした。また、車両のフロント部分には充電状況やドライブへの助言、挨拶などを多言語で表示するディスプレイを用意する。

 本田技研工業 代表取締役社長 八郷隆弘氏は「これは遠い未来のビジョンではない。このクルマの生産モデルは2019年にヨーロッパにここに登場するだろう」とコメント。また、今後欧州で発売される全ての新型モデルにハイブリッドを含めた電動化技術を搭載することを併せて発表した。

欧州で2019年発売予定の量産EV(電気自動車)の方向性を示したコンセプトカー「アーバンEVコンセプト」
「アーバンEVコンセプト」
新型「CR-V ハイブリッド」プロトタイプ(欧州仕様)なども展示

編集部:小林 隆