CES 2018

【CES 2018】一般公開に先駆けたプレイベント「CES Unveiled」。小糸製作所は自動運転車向けヘッドライトを出展

イノベーションアワード受賞製品の展示も

2018年1月7日(現地時間) 開催

「CES 2018」一般公開に先駆けたプレイベント「CES Unveiled」。新しいテクノロジーを取り入れた玩具の提案となるコーディングロボット

 米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大のテクノロジーイベント「CES 2018」で1月7日(現地時間)、一般公開(現地時間:1月9日~12日)に先駆けたプレイベント「CES Unveiled」が開催された。

 CES Unveiledには世界中の1500以上のメディアが集められ、コンシューマーテクノロジー製品の優れた設計とエンジニアリングを表彰する「CES 2018 Best of Innovation Awards」受賞製品の展示のほか、100以上の企業が参加してデモンストレーションやプレゼンテーションを行なった。

 会場中央には、天井に設置したデバイスからスマートフォンにワイヤレスで充電可能な「Wi-Charge」、モーターサイクリストに向けたウェアラブルHUD(Head-UP Display)「NUVIZ」など「CES 2018 Best of Innovation Awards」の受賞製品が展示されていた。

 また、会場を回ると、スタートアップ企業の出展も多く担当スタッフが熱心に自社のサービスをアピールする熱気にあふれた雰囲気。一方、日本の小糸製作所も自動運転用のセンサーを組み込んだヘッドライトを展示するなど、次世代に向けたテクノロジーを紹介していた。

 会場では、ロボットやドローン、ヴァーチャルリアリティ、スマートフォン、モビリティ製品などコンシューマーテクノロジー製品の様々な分野における、新しいテクノロジーで実現する製品やサービスなどが紹介されており、今回のショーにおけるトレンドを感じることができるイベントとなっていた。

小糸製作所の出展
自動運転向けのセンサーをヘッドライトに組み込んだ提案
人の状態を読み取る電子ミラーなどの出展
球形に収納できるモビリティ
球形に収納できるモビリティ
ドローン用操作デバイスの提案
足を使ったVR向けデバイス
スマートフォンなどで撮影した画像を絵葉書として届けるサービス
指にはめたセンサーで音を変化させる演奏装置
地面に描かれた経路を読み取って走行するコーディングロボット「BOTLEY」。懐かしい「チクタクバンバン」のようだ。
展示されたCES 2018 Best of Innovation Awards
人と一緒に踊ってくれるロボット。BUDDY, The First Companion Robot For All The Family.
WHILL Model Ci
Long-Range Wireless Power For Mobile And IoT Applications
InstruMMents 01: World’s First Dimensioning Instrument
NUVIZ - 1st Integrated Head-Up Display For Motorcyclists
Kensington VeriMark Fingerprint Key
Mars
Astell&Kern A&Ultima SP1000
Nuraphone
Dell Ocean-Bound Plastics Packaging Program
Trident 3 Arctic
Intel Movidius Neural Compute Stick
Light L16 Camera

編集部:椿山和雄