イベントレポート
【CES 2019】日産のI2Vデモに萌えキャラ登場。キャラはUnity公式萌えキャラ「ユニティちゃん」
見えないものを可視化する「Invisible-to-Visible」
2019年1月10日 13:15
- 2019年1月6日~7日(現地時間) プレスカンファレンス
- 2019年1月8日~11日(現地時間) 一般公開
1月8日(現地時間)、米ラスベガスで開催されている「CES 2019」のブース公開が始まった。日産自動車は、「見えないものを可視化」し、究極のコネクテッドカー体験を生み出す将来技術「Invisible-to-Visible(I2V)」のデモを開始した。
事前に技術概要は発表されていたものの、その詳細についてはCES 2019の会場が初公開となる。I2Vでは、現実の空間と仮想空間を同時に表示し、体験するためドライビンググローブ、ARヘッドマウントを用いる。ARは拡張現実(Augmented Reality)で、ARヘッドマウントを用いれば仮想空間の情報と実際の情報を同時に知覚することができる。
このデモで驚いたのは、日産 総合研究所 モビリティ・サービス研究所 エキスパートリーダー 上田哲郎氏のデモ解説時に萌えキャラが登場したこと。上田氏は、情報が存在するインターネット仮想空間「メタバース」を用いてドライブが楽しめるこのI2Vのコードネームは「Traverse」だったと解説。このI2Vでは、仮想空間の情報に加えて、Vtuberのような実体を持ったキャラ、そしてAIのような実体を持たないキャラがクルマに乗り込んでくる。そのキャラの解説時、日産ブースの巨大スクリーンに萌えキャラが登場した。
CESの巨大スクリーンで見る萌えキャラは新鮮というか、インパクトがある。後ほど上田氏にキャラを確認したところ、3Dゲーム開発環境Unityの「ユニティちゃん」とのことだった。