イベントレポート

【CES 2019】ヴァレオ、ソリッドステートタイプになるという第3世代のSCALAを紹介

ヴァレオ CEO ジャック・アシェンブロワ氏のプレカンより

ヴァレオ CES ジャック・アシェンブロワ氏

 ヴァレオは1月7日(現地時間)、米ラスベガスで開催された「CES 2019」においてプレスカンファレンスを実施。同社 CEO ジャック・アシェンブロワ氏が、現在ヴァレオが注力する分野と、CESで公開する新技術について紹介した。

 ヴァレオは、自動車部品の大手メーカーであり、自動運転関連や48Vの関連のテクノロジを推進していることでも知られている。同社のレーザースキャナーである「SCALA」は、レベル3自動運転を実装するアウディ「A8」に採用され、世界初の量産車採用LiDARメーカーとなった。

 アシェンブロワ CEOは、同社の注力する分野を、自動運転、電動化、デジタルモビリティだと紹介。その自動運転の製品の紹介で、SCALAのロードマップを採り上げた。生産車であるアウディ A8などに搭載されているSCALAは第1世代となり、現在は第2世代、第3世代のSCALAを準備している。第2世代のSCALAの特徴は、縦方向の視野角が約3倍になったのが特徴で、約10度とされている。そして、その先にある第3世代では、縦方向の視野角こそ発表されていないが、形状から縦方向の解像度を重視したものだと分かる。アシェンブロワ CEOは、この第3世代に関して、ソリッドステートとであると発言し、内部的にも大きな変化があることが予想される。

同社の注力する3つの分野
自動運転分野
ヴァレオのソリューション
第3世代のSCALAについて紹介。一番左の第1世代は、すでに量産車に搭載されている

 いずれにしろ、アウディのA8など高度な安全運転支援、自動運転機能の実現のためには、SCALAに代表される距離をすぐに計測可能なLiDARは有用なソリューションだ。縦解像度を増やすことで、より路面が見えるようになる。これは、より安全なクルマを作っていく上で求められているもので、ヴァレオはそこに応えていく製品を提示したことになる。

編集部:谷川 潔