イベントレポート

豊田章男会長、スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿で「ジャパンモビリティショーではモリゾウとしてデモランするよ」と予告

スーパーフォーミュラのグリッドウォークに登場した豊田章男氏。トヨタ自動車の会長でもあるが、ルーキーレーシングのオーナーでもある

モリゾウ選手、ジャパンモビリティショーでのデモランを鈴鹿で予告

 10月28日~29日の2日間にわたってスーパーフォーミュラの最終ラウンドとなる第8戦・第9戦「第22回JAF鈴鹿グランプリ」が鈴鹿サーキットで開催している。

 その鈴鹿サーキットに姿を見せたのが、大嶋和也選手(docomo business ROOKIE SF23 14号車)とともに参戦しているルーキーレーシングのチームオーナー 豊田章男代表。つい先日まで、自工会(日本自動車工業会)会長としてジャパンモビリティショーの会場のあちらこちらで見かけていたが、週末はチームオーナーとしてチームを応援するため鈴鹿サーキットに現われた。

ピットウォークの時間帯には、大島選手(手前)、石浦監督(奥)とともにファン対応。サイン会に加え、モリゾウシールを配っていた

 ルーキーレーシングのチームオーナーとして過ごしているときには、ルーキーレーシングのことを聞くことが多いのだが、ジャパンモビリティショーの会期中ということもあり、ジャパンモビリティショーについて聞くことができた。

 豊田章男自工会会長として、多くの人がショーを訪れていることについてうれしいという。今日は、週末ということもあってサーキットに応援に訪れているが、次の週末、つまりジャパンモビリティショーの会期末には同ショーに全力投球していくという。

2022年のTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ第3戦利府でデモランを行なったモリゾウ選手こと豊田章男会長(2022年5月14日撮影)
ジャパンモビリティショーの報道初日に、取材対応を行なう日本自動車工業会 豊田章男会長

 すでにジャパンモビリティショーのWebサイトで告知されているが、会期末の11月5日は、フォーラムエイト・ラリージャパン2023トークショーが、エイドリアン・フルモ―選手、勝田貴元選手、勝田範彦選手、新井敏弘選手、豊田章男氏(一般社団法人自動車工業会会長)、太田稔彦 豊田市長(ラリージャパン2023実行委員会会長)というメンバーで行なわれる。

 同日には、屋外で新井敏弘選手、勝田範彦選手、勝田貴元選手によるデモランが予定されているが、そこにモリゾウ選手も加わるとのこと。「ジャパンモビリティショーではモリゾウとしてデモランするよ」と豊田章男会長は語り、モリゾウ選手としての登場を予定しているという。

 もちろん現在は予定に過ぎないが、デモランをするつもりであるとのこと。11月5日のデモランは、新井敏弘選手、勝田範彦選手、勝田貴元選手にモリゾウ選手が加わり、11月16〜19日開催のラリージャパン告知イベントは華やかなものになりそうだ。

編集部:谷川 潔