イベントレポート

【パリモーターショー 2018】カワサキ、新旧のZ900シリーズを大量展示。W800とW2 TTのペア展示も

2018年10月2日~3日 プレスデー

2018年10月4日~10日 一般公開日

新旧モデルの対比展示が印象的だったカワサキブース

 フランスは、ボルドール24時間レース、ル・マン24時間レースなど世界的なバイクの耐久レースで知られているように、耐久レースの盛んな国だ。そのバイクの耐久レースで、数々の栄冠を獲得してきたのがカワサキ(川崎重工業)だ。

 そのカワサキは、120周年記念の「パリモーターショー(MONDIAL PARIS MOTOR SHOW)」に「Z900」を大量展示。型式名からZ1として知られる初代のZ900だが、パリモーターショーでは1973年製のZ900から始まっていた。

1973年製 Z900
初代Z900のシリーズを展示

 このZ900をモチーフとして現在販売されているのが、「Z900RS」と「Z900RS CAFE」。ブースの入口には初代Z900シリーズをずらりと並べ、ブース中央ではZ900RSとZ900RS CAFEを展示するなど、過去から現在につながるブース演出をしていた。

こちらは現在購入可能な「Z900RS」。オリジナルZ900シリーズのイメージを大切にしているのが分かる
現代のZ900RSシリーズ

 また、「W800」の展示においても「W2 TT」を一緒に展示するなど、歴史を強く感じさせるものとなっていた。

非常に美しい状態の「W2 TT」
「W800」
H2系の展示
ロボットで知られるカワサキならではの展示を実施。バイクをゆっくりと振り回していた

編集部:谷川 潔