イベントレポート
【パリモーターショー 2018】仏プジョー、フルEVの自動運転車「PEUGEOT e-Legend CONCEPT」世界初公開
新型「508 SW」とガソリンハイブリッドの「PEUGEOT HYBRID PLUG-IN ENGINES」も
2018年10月5日 17:07
- 2018年10月2日~3日(現地時間)プレスデー
- 2018年10月4日~10日(現地時間)一般公開日
仏プジョーは、フランス パリのポルト・ド・ヴェルサイユで開催する「パリモーターショー(MONDIAL PARIS MOTOR SHOW)」(プレスデー:10月2日~3日、一般公開日:10月4日~10日。いずれも現地時間)で、フルEV(電気自動車)の自動運転コンセプトカー「PEUGEOT e-Legend CONCEPT」など3モデルを世界初公開した。
PEUGEOT e-Legend CONCEPT
プジョーのEV、コネクテッド、自動運転などのヴィジョンを体現したコンセプトカーであるPEUGEOT e-Legend CONCEPTは、ドライバーに常に選択をゆだねる2種類の自動運転、2種類のドライバーによる運転の4つのドライビングモードを採用。“未来のドライビングプレジャー”におけるエキサイティングなヴィジョンを提示するモデルとなっている。
外観ではプジョーが1960年代~1980年代に販売していた「504 クーペ」のデザインテーマを、現実的な4.65mの全長で現代風に翻訳。プジョーブランドが根源的に持つエレガントさを表現し、かつ自動車の将来像を投影したエクステリアデザインとなっている。
インテリアは乗員を取り囲むようにカーブして配置した49インチデジタルスクリーンとFOCALのオーディオシステムによって構成。この大型スクリーンでは動画などのデジタルコンテンツが楽しめることに加え、周囲を撮影する「ドライビングモード」の選択も可能。一方でベルベットとウッドのコンビネーションなど温かみを感じさせる素材を内装に採用し、デジタル化による喧騒を和らげている。
新型「508 SW」
2月のジュネーブショーで世界初公開されたプジョーのフラグシップサルーン「508」のエステートバージョンとなる新型「508 SW」。Dセグメントワゴンに求められるスペース効率とラゲッジスペース容量、アクセス性のよさによる使い勝手などを備えつつ、シューティングブレークからインスピレーションを受けた低くダイナミックなスタンスとエレガントさを持つスタイリングが与えられている。
また、プジョーブランドのDNAを受け継いだ足まわりで高次元のボディコントロールを実現し、卓越したロードホールディング性能を発揮。インテリアで採用する最新世代の「プジョー i-Cockpit」によって効率性を高め、高い快適性と安全性を兼ね備えるドライビングを体現する