イベントレポート
【パリモーターショー 2018】クリスチャン・サロンのマシンが見られる、レーサーカフェコーナー
2018年10月7日 08:00
- 2018年10月2日~3日 プレスデー
- 2018年10月4日~10日 一般公開日
「パリモーターショー(MONDIAL PARIS MOTOR SHOW)」では、3号館が主にバイクメーカーの展示となっており、本田技研工業、カワサキ(川崎重工業)、ヤマハ発動機、スズキといった日本のバイクメーカーに加え、トライアンフ、インディアン、ハーレーダビッドソンといったメーカーのブースも並ぶ。
さらに、用品メーカーやミニカーなどを販売するブースもあり、さらに臨時のシーフードレストランまで用意されている。
そのシーフードレストランの横にあったのが、「レーサーカフェ」というコーナー。カフェといってもレーシングライダー向けの喫茶店があるわけではなく、カワサキの「Z900RS CAFE」と同様、カフェに乗り付けて速さを競うようなマシン、つまりレーシングバイクが多数展示されていた。
ヤマハ「TZ」やホンダ「RS」といったスプリントマシンに加え、カワサキの各種エンデュランスマシンなどだ。そして目立っていたのは、レーシングライダー名にクリスチャン・サロン選手の名前をよく見かけたこと。クリスチャン・サロン選手は1970年代後半から1980年代にかけて活躍したフランス人ライダーで、日本で空前のバイクブームが起きていた時代にWGPを走っていた。クリスチャン・サロン選手の名前は知らなくても、独特の美しいコーナリングフォームや、青いヤマハのマシンはなんとなく覚えている人もいるだろう。
そのクリスチャン・サロン選手のマシンは、ヤマハ、ゴディエ・ジュヌーで見かけることができ、スプリントレースも耐久レースも得意だったことが分かる。ちなみにクリスチャン・サロン選手の弟のドミニク・サロン選手もホンダのワークスライダーとしてWGPに参戦しており、ドミニク・サロン選手のマシンも展示されていた。