イベントレポート 東京オートサロン 2023
冬タイヤでもデザインにこだわりたい、コンセプトタイヤを展示したダンロップ
2023年1月14日 09:13
ダンロップは「東京オートサロン2023」(幕張メッセ:1月13日〜15日開催)において、「アウトドア」「ホビー」「チューニング」「クラシック」の4つのテーマに沿ったタイヤ展示を実施。それぞれガレージのように仕上げ、“あなたの大人時間“を「DUNLOP otona GARAGE」でと、家族でも楽しめるような配慮がされていた。
そのダンロップブースで目を引いたのが、「冬タイヤでもデザインにこだわりたい」として展示されていた2つのSUV向け冬タイヤ。ダンロップのスタッフによると、夏タイヤはサイドウォールデザインにこだわる人が多いが、冬タイヤはまだ機能中心で、サイドウォールデザインへの訴求ができていないとのこと。そのため、サイドウォールデザインが異なる2つのコンセプトタイヤを展示。どちらが欲しいかアンケートを実施している。
一般的に足まわりのデザインというとアルミホイールなどホイール中心で、タイヤのサイドウォールへのこだわりは、夏タイヤにおいてもこだわる人は徹底的にこだわっているけど、多くの人が気にしていないという状態。ましてや冬タイヤはという状況で、市場の選択肢がほとんどない。
SUVやクロスカントリーにおいては、ホワイトレタータイヤなどの文化もあり、ダンロップのコンセプト冬タイヤも、1つはホワイトレターのすっきりサイドウォール、もう1つはブラックレターのゴツゴツサイドウォールというものだった。将来の製品化というよりも、製品化へ向けての意識調査ということで、タイヤ好きならばダンロップブースに立ち寄って投票してみていただきたい。