三菱、3月27日オープンの「キッザニア甲子園」に出展
子供向け職業体験施設に自動車工場や運転免許試験場などを用意

電気自動車「i MiEV SPORT」の組み立て体験施設。実際の1/2サイズの車を組み立て、完成検査も実施する

2009年3月26日発表




 三菱自動車工業は3月26日、兵庫県西宮市甲子園に3月27日オープンする「キッザニア甲子園」に出展することを発表した。

 キッザニアは、子供向けの職業体験施設。「将来を担うこども達に、夢や目標、そして働く喜びを見つけ出すための機会の提供・場の創造を目指す」をコンセプトに、各種の職業体験施設が備えられている。すでに東京都江東区豊洲の「ららぽーと豊洲」内に1号店である「キッザニア東京」がオープンしており、キッザニア甲子園は関西地区として最初の出店になる。

 三菱は、そのキッザニア甲子園に、「自動車工場」「運転免許試験場」「レンタカー」の3施設を出展。自動車工場では電気自動車「i MiEV SPORT(アイ ミーブ スポーツ)」の組み立て体験が、運転免許試験場では車に関する知識を得るとともに写真入りの免許証の取得ができ、レンタカーでは運転免許試験場で得た免許証があれば「デリカD:5」や「ランサーエボリューションX」を借りて運転できる。

 もちろんいずれも子供向けの疑似体験施設だが、三菱はキッザニアへの出展を、「お客様を第一に、社会の一員として貢献する企業を目指す」という企業姿勢の具現化と位置づけている。

運転免許試験場。信号機に関する講習が行われている運転免許を取得すると、ランサーエボリューションXなどのレンタ-カーを借りて運転できる

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 3月 26日