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ユピテル、レンズ部回転式でスマートに装着できるHDドラレコ「DRY-SV45GS」

「駐車記録機能」にオプション対応

2016年6月下旬 発売

オープンプライス

ドライブレコーダー「DRY-SV45GS」
円筒形の本体が回転してレンズ角度を調整できる「スマートビュー」タイプ

 ユピテルは、ドライブレコーダーの新製品「DRY-SV45GS」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万3500円前後(税別)。

 同社の特許取得技術である「スマートビュー」タイプを採用するDRY-SV45GSは、撮影用のレンズを備える円筒形の本体が回転することでフロントウィンドウに近い位置に固定可能。ドライバーの視界を妨げにくく、さらに反射による映り込みなどを抑制して見やすい映像が撮影できる。本体サイズは85×40mm(幅×直径)。

 搭載するレンズの画角は対角135°、最大記録画角は対角118°(水平100°、垂直53°)で、撮影素子は100万画素のカラーCMOSを採用する。AVI方式で保存する動画は、画質が「720P」(1280×720)と「VGA」(640×480)の2種類でフレームレートは30(29.97)コマ/秒。JPEG方式で保存する静止画は「3M」(2240×1344)、「2M」(1872×1056)、「1.3M」(1536×864)、「VGA」(640×480)の4種類の画質を選択できる。記録媒体はmicroSDカードで、8GB~32GBに対応。製品には8GBのmicroSDカードが付属する。

 動画の記録は、エンジンのON/OFFに連動する「常時録画」、本体のボタン操作で保存する「ワンタッチ記録」、Gセンサーが衝撃を検知したときに、衝撃の前後一定時間を上書き保存禁止フォルダーに保存する「G(加速度)センサー記録」の3種類を用意する。

本体背面に1.41インチTFT液晶ディスプレイを装備。本体と取り付け用のブラケットが一体化しており、フロントウィンドウ近くに固定できる

 このほかに新機能として、駐車場での当て逃げ被害や車上荒らしなどの不審者の情報を記録できる「駐車記録機能」にオプション対応。近日発売予定の「マルチバッテリー」「電圧監視機能付 電源ユニット」のいずれかを導入することで、エンジン停止中でも最大12時間の動画録画が可能になる。マルチバッテリー(税別2万3000円)は走行中に充電された専用バッテリーから電源供給するオプション。電圧監視機能付 電源ユニット(税別6000円)は車両の補機類用のバッテリーから電源供給するオプション。どちらもオフタイマー設定が可能となっている。