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三菱自動車、スモールサイズのクロスオーバーMPV「XM Concept」世界初公開

市販モデルの生産を2017年10月に開始

2016年8月4日 発表

スモールサイズのクロスオーバーMPVコンセプトカー「MITSUBISHI XM Concept」

 三菱自動車工業は8月4日、インドネシア国際オートショー(一般公開:8月12日~21日)でスモールサイズのクロスオーバーMPVコンセプトカー「MITSUBISHI XM Concept」を世界初公開すると発表した。

 コンセプトである「Cross(X)-over MPV」のXとMをとって命名された今回のコンセプトカーは、レイアウトの最適化とワイドボディの採用により、MPVとして乗員7名がゆったりくつろげる居住空間を確保。

 フロントフェイスには同社が推進する新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用したほか、ボディサイドにはエッジの効いた彫刻的なキャラクターラインと大きく張り出したフェンダー形状を採用してSUVらしい力強くスポーティなデザインに仕上げつつ、デッキフォワード化によりフードからルーフへと続くラインを後方に向かって緩やかに落とし、リアクォーターピラーの後端を抜くことによって伸びやかなキャビンを表現。高めの地上高などと相まって、SUVらしいスタイリングに仕上げている。

 インテリアでは3列シートレイアウトを採用したほか、水平基調のインストルメントパネルがMPVらしい空間の広がりを演出。さらに高めに設定した幅広いコンソールや、白と黒のハイコントラストなインテリアカラー、シルバーの加飾などにより上質なインテリアを実現したという。

 なお、同コンセプトを採用したスモールサイズのクロスオーバーMPVを、2017年10月より生産開始することがアナウンスされている。生産は2017年に稼働するインドネシアの新工場(西ジャワ州ブカシ県)で行なわれる。