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ケンウッド、最大11.2MHzまでのDSD再生に対応した新彩速ナビ「MDV-Z904W」「MDV-Z904」

新開発の完全フルフラット静電タッチパネルを搭載した「MDV-Z704W」「MDV-Z704」も発売

2016年10月中旬 発売

オープンプライス

最大11.2MHzまでのDSD再生に対応したAVナビ“彩速ナビ”シリーズの新製品「MDV-Z904」
「MDV-Z904W」

 ケンウッド(JVCケンウッド)は、AVナビ“彩速ナビ”シリーズの新製品「MDV-Z904W」「MDV-Z904」「MDV-Z704W」「MDV-Z704」(地デジチューナー/Bluetooth内蔵、DVD/USB/SD対応)の計4モデルを、10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「MDV-Z904W」「MDV-Z904」が14万円前後(税別)、「MDV-Z704W」「MDV-Z704」が12万円前後(税別)。「MDV-Z904W」「MDV-Z704W」はワイドモデルで、新開発の完全フルフラット静電タッチパネルを搭載している。

 今回発売された「MDV-Z904W」「MDV-Z904」では、FLAC、WAVなどに加えDSD(ダイレクト・ストリーム・デジタル)ファイルの再生に対応し、ハイレゾ音源の再生を強化。配信される音源では最高音質となる最大11.2MHzまでのDSD再生に対応した。また、「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応し、AndroidではUSB接続で給電とテザリングが同時に行なえる「USBテザリング」を搭載。Android搭載スマホをBluetoothとHDMI/MHLケーブルの両方で接続することでスマホ画面をナビ画面に表示でき、スマホの楽曲ファイルの再生やアプリケーションの起動などをナビ画面で行なうことが可能になっている。加えて視聴位置やスピーカー位置などのポイントに合わせて周波数レベルや周波数帯域を細やかに調整し、理想的な高音質再生を可能にする「プロモードEQ」なども搭載されている。

 また、ナビゲーション機能ではアナログ式に比べノイズの影響を受けにくく、正しい値を出力し続けることが可能なデジタル式のジャイロ・加速度センサーを搭載するとともに、ジャイロ・加速度センサーの温度変化による出力値の変動を補正する「温度特性フィルター」を搭載。走行状態別の学習に加えて温度変化による影響も学習することで、季節や天候、道路状態等に関わらず正確な自車位置表示を可能にしたという。

 さらに到着までにかかる時間や距離、道幅、渋滞回避など、さまざまな条件について優先度を設定できる「マイルートアジャスター」、案内ポイントまでの距離をカウントダウン表示する「新・ここです案内」、自車周辺の詳細地図をすばやく確認できる「ワンタッチルーペ案内」、車両メンテナンス項目について交換時期などを知らせる「車両メンテナンス」、スマートフォン感覚で文字入力ができる携帯キーボード入力機能に加え、空港構内表示(成田国際、東京国際、中部国際、関西国際の4空港)、盗難多発地帯、冠水地点の表示を行なえるようになっている。

「MDV-Z704」
「MDV-Z704W」