ブリヂストン、オリンピアンが参加する運動会「ブリヂストン×オリンピック a GO GO! in 小平」開催

東京都小平市にある「ブリヂストン技術センター」で開催された「ブリヂストン×オリンピック a GO GO! in 小平」。開会式では元水泳選手の宮下純一さんと同社常務執行役員の武濤雄一郎氏による聖火をイメージした「夢への火」への点灯式などが行なわれた

　ブリヂストンは10月30日、東京都小平市にある「ブリヂストン技術センター」において、オリンピック出場経験者や地域住民らが参加するスポーツイベント「ブリヂストン×オリンピック a GO GO! in 小平」を開催した。

　開会式では、元水泳選手の宮下純一さんと同社常務執行役員の武濤雄一郎氏による聖火をイメージした「夢への火」への点灯式のほか、小平市長 小林正則氏、小平市議会議長 宮寺賢一氏らによる挨拶が行なれた。

　同イベントは、同社が2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて地域の人たちと一緒に、オリンピックムーブメントを盛り上げていこうという取り組みの1つとなる。

開会式にはオリンピックに出場経験のあるオリンピアンとして、水泳の宮下純一さん、伊藤華英さん、バレーボールの大林素子さん、大山加奈さん、スピードスケートの黒岩敏幸さん、バドミントンの池田信太郎さんが出席した

開会式で挨拶した大林素子さん

　開会式では、参加オリンピアンを代表してバレーボールの大林素子さんが挨拶。「今日は皆さんでいろんなスポーツを体感、体験していただいて、2020年に向けてブリヂストンさんが強力なサポートをしてくださいますので、それととともにオリンピックを盛り上げていきたい。私も小平市出身ということで、親戚関係、同級生もいますが、負けずに私も盛り上げていきたい」と語り、イベントがスタートした。

　イベントではオリンピアンと一般参加者が一緒に競技をする「オリンピアンといっしょに運動会」、各オリンピアンの専門競技がレッスンされる「オリンピアンレッスン」のほか、「車椅子バスケットボール体験」「オリンピアン・パラアスリートトークショー」などのプログラムが用意されていた。

　オリンピアンとして水泳の伊藤華英さん、宮下純一さん、バレーボールの大山加奈さん、スピードスケートの黒岩敏幸さん、バドミントンの池田信太郎さんが参加した「オリンピアンといっしょに運動会」では、ブルー、イエロー、ブラック、グリーン、レッドと5チームに分かれて「大玉送り」「玉入れ」「ジャイアントバレー」の競技が行なわれ、各オリンピアンがチームリーダーとなって、各チームそれぞれの作戦で競技が行なわれた。

ブルーのチームが宮下純一さん、イエローのチームが伊藤華英さん、ブラックのチームが大山加奈さん、グリーンのチームが黒岩敏幸さん、レッドのチームが池田信太郎さんがリーダーとなった

オリンピックのマーク5輪にちなんで、ブルー、イエロー、ブラック、グリーン、レッドと5色Tシャツが配られ、それぞれチームが力を合わせて競技を行った

巨大なバルーンをチーム全員で往復させる大玉送り

5色の玉は中央に集まっていたが、すべての玉を自分の陣地に移動してしまうチームも……。ほかのチームが玉を入れられないといった頭脳戦が展開された

コートを5つに分けて行なわれた「ジャイアントバレー」

伊藤華英さんがリーダーを務めたイエローのチームが総合優勝

　競技の結果はイエローチームが優勝となり、リーダーの伊藤華英さんは「今日は優勝、2位、3位と順位が付きましたが、みんなで汗を流してがんばれたことが、とてもいい思い出になったと思います。スポーツは国を超える言語ともいわれ、スポーツをすることでみんなが仲良くなったりします。ぜひ今後とも、親子でもお友達でも、ご近所さんでも、スポーツイベントはたくさんあるかと思いますが、もっともっと参加していただきたいと思います。そして、皆さんの笑顔があふれる日本になっていってほしい」と感想を話した。