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スバル、シカゴショーで内外装を刷新した2018年型「レガシィ」公開

エンジンやCVTの特性変更でメリハリある気持ちいい加速感を実現

2017年2月3日 発表

2017年 シカゴオートショーで公開される2018年型「レガシィ」(米国仕様車)

 スバル(富士重工業)は、米国 シカゴで開催される「2017年 シカゴオートショー」(プレスデー:2月9日~10日、一般公開:2月11日~20日)で2018年型「レガシィ」(米国仕様車)を公開する。

 2018年型レガシィでは、新造形のヘッドライトとフロントグリル、抑揚のあるフロントバンパーなどを使ってフロントマスクを刷新。これまで以上にスバルのアイデンティティを強調する水平基調のデザインを採用した。また、新造形アルミホイールと組み合わせる17インチタイヤを装着し、リアバンパーは2トーンの塗り分けでディフューザーをイメージさせるスポーティなデザインとしている。

 インテリアでは立体的でスポーティなデザインの新型ステアリング、「センターベントグリル」やエアコンユニット一体デザインのフラットな大型センターパネルを採用し、センターコンソールのディスプレイは8インチ化に大型化。インパネとドアトリムにはリアルステッチを与え、車内の要所にハイグロスブラックとシルバーフレームのパーツを配して質感を向上させている。また、フロントドアウィンドウに「遮音中間膜ガラス」を導入して遮音性を高め、居住性を向上させる。

インテリアはデザインや素材を変更し、リアルステッチの採用などで質感を向上させた

 パワートレーンではエンジンやCVTの特性を変更し、メリハリのある気持ちいい加速感を実現。ブレーキでも特性変更を行なったほか、剛性感を高めてブレーキフィーリングにしっかり感を与えている。さらにサスペンション設定の最適化で操縦安定性と乗り心地を両立し、電動パワーステアリングの制御を最適化して操舵フィーリングを自然で滑らかなものにしている。

 このほか、ステアリング操作に合わせてヘッドライトの光軸を左右に動かす「ステアリング連動ヘッドライト」を採用し、後側方警戒支援システムのインジケーターランプを鏡面中からミラーサイドに移設したことに加え、ランプを大きく光るデザインにして安全性を向上させている。

グレード2.5i3.6R
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,802×1,840×1,500mm
ホイールベース2,750mm
エンジン水平対向4気筒2.5リッター「FB25エンジン」水平対向6気筒3.6リッター「EZ36エンジン」
排気量2,498cc3,630cc
トランスミッションリニアトロニック(CVT)
最高出力175HP/5,800rpm256HP/6,000rpm
最大トルク174lb.-ft./4,000rpm247lb.-ft./4,400rpm
タイヤサイズ225/55 R17、225/50 R18
乗車定員5名

【記事内容変更】記事初出時、表組内のホイールベースを2650mmとしていましたが、ニュースリリースが訂正されたことを受け、数値を2750mmに変更いたしました。