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鈴鹿サーキットの2017 ファン感謝デーで星野一義氏がホンダのワークスマシン「RC 166」を走らせる

中学生時代に憧れた北野元氏、高橋国光氏と3台のホンダワークスマシンでデモラン

2017年3月4日~5日 開催

Webからのプリントアウトなどで入場無料

「日本一速い男」とも呼ばれて日本のレースシーンに名を残す星野一義氏

 鈴鹿サーキットは、3月4日~5日に開催する「2017モータースポーツファン感謝デー」のなかで、「Hondaロードレースの源流」を実施する。

星野氏がデモランを披露する「RC 166」

 3月4日の15時15分~15時35分、3月5日の10時50分~11時10分にそれぞれ行なわれるこのイベントでは、元ホンダのレジェンドライダーである北野元氏、高橋国光氏の2人に加え、カワサキ(川崎重工業)のワークス選手としてレースキャリアをスタートさせ、4輪転向後は日産自動車のドライバーとして「日本一速い男」とも呼ばれた星野一義氏が参加。星野氏が「RC 166」、北野氏が「RC 164」、高橋氏が「RC 142」をそれぞれ走らせ、鈴鹿サーキットを舞台に往年の勇姿を披露する。

 この発表のなかで星野氏は「中学生の頃、北野さんや国さんがマン島や世界選手権で活躍する姿をオートバイ雑誌で毎日のように眺めていた。僕にとってホンダは憧れの存在だった。生まれて初めて買ったバイクもホンダのベンリィ。毎日のように河川敷で練習したよ。その後カワサキワークスに入ったのでホンダはライバルだったけど、いつか乗ってみたいと思ってた。子供の頃からの夢は半世紀以上、ずっと持ち続けていたね」。

「今回、僕の夢を叶えてくれたホンダや北野さん、国さん、そしてこのデモランに賛同してくれた日産の心意気に心から感謝します。本当にありがとう」。

「当日は家族も呼んで、僕がRC166で走る姿を見てもらおうと思ってる。だって、子供の頃からの夢が叶う瞬間だからね」とのコメントを発表している。

 2017モータースポーツファン感謝デーの観覧は、ゆうえんち入園料として大人(高校生以上)1700円、子ども(小学生)800円、幼児(3歳以上~未就学児)600円を支払うほか、イベント専用Webサイトに用意されている無料招待券を提示することで無料入場できる。