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スバル、ニューヨークショーで今夏発売予定の2018年型「アウトバック」(米国仕様)公開

足まわりの最適化などでフラグシップクロスオーバーらしい上質さを表現

2017年4月7日 発表

「2017年ニューヨーク国際自動車ショー」に出展される2018年型「アウトバック」(米国仕様)

 スバルは、米国・ニューヨークで開催される「2017年ニューヨーク国際自動車ショー」(プレスデー:4月12日~13日、一般公開日:4月14日~23日)で今夏の発売を予定する2018年型「アウトバック」(米国仕様)を公開する。

 新しいアウトバック(日本名:レガシィ アウトバック)は外観デザインでスバルのアイデンティティをこれまで以上に強調する新造形のヘッドライトやフロントグリルを採用し、フロントバンパー形状も精悍な水平基調にしてSUVらしいたくましさを演出。リアバンパーではマットブラックのクラッディングを拡大してフロントマスクとの統一感を与え、足下には新造形18インチアルミホイールを採用してラギッドテイストと上質感を向上させている。

 また、足まわりではサスペンション設定を最適化して操縦安定性と乗り心地を向上させたほか、電動パワーステアリング制御の最適化でより滑らかで自然な操舵フィーリングを実現。パワートレーンでもエンジン&CVTの特性変更を実施してメリハリのある気持ちいい加速感を演出し、ブレーキは剛性感の高いしっかりとしたフィーリングとしている。

2018年型アウトバック(米国仕様)
2018年型アウトバックの走行イメージ

 インテリアでは立体的でスポーティなデザインの新型ステアリングホイールを採用。エアコンのユニットやセンターベントグリルと一体的にデザインし、8インチディスプレイを組み込んだフラットな大型センターパネルも導入。車内の要所にハイグロスブラックとシルバーフレームのパーツを使い、インパネとドアトリムにはリアルステッチを与えて上質感を演出している。さらにフロントドアに遮音中間膜ガラスを採用して遮音性を高め、スバルのフラグシップクロスオーバーモデルにふさわしい上質なキャビンスペースとしている。

 このほかに装備では、ステアリング操作とヘッドライトの光軸を連動させる「ステアリング連動ヘッドライト」を採用し、「後側方警戒支援システム」のインジケータランプをドアミラーの鏡面中からミラーサイドに移設し、ランプがより大きく光るように仕様変更して安全性を向上させている。

2018年型アウトバック(米国仕様)
2018年型アウトバックのインテリア
グレード2.5i3.6R
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,824×1,840×1,680mm
ホイールベース2,745mm
最低地上高220mm
エンジン水平対向4気筒2.5リッター「FB25エンジン」水平対向6気筒3.6リッター「EZ36エンジン」
排気量2,498cc3,630cc
トランスミッションリニアトロニック(CVT)
最高出力175HP/5,800rpm256HP/6,000rpm
最大トルク174lb.-ft./4,000rpm247lb.-ft./4,400rpm
タイヤサイズ225/65 R17、225/60 R18
乗車定員5名
米国向けの「subaru.com」内に開設された2017年ニューヨークショー紹介サイト。ショー当日にはライブ配信なども行なわれるようだ