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【SUPER GT 第5戦富士】レッドブル・エアレースパイロット室屋義秀選手がレクサスカラーのエクストラ 330SCで超低空&曲技飛行

決勝日の8月6日も飛行予定

2017年8月5日~6日 開催

富士スピードウェイのメインストレートを超低空で飛行する室屋義秀選手

 8月5日~6日にわたって富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)において「2017 AUTOBACS SUPER GT ROUND 5 FUJI GT 300KM RACE」(以下、SUPER GT 第5戦富士)が開催されている。

 海外のビッグレースなどではレース前に軍用機や民間機の飛行展示が行なわれることがある。インディ500は代表的な例であるし、日本ではツインリンクもてぎで行なわれていたインディジャパンも航空自衛隊の協力によって飛行展示が行なわれていた。

 SUPER GT 第5戦富士においては、レッドブル・エアレースに参戦する室屋義秀選手が特別に飛行展示を実施。室屋義秀選手の参加するレッドブル・エアレースは極限の領域で飛行技術の正確性・確実性を競うもので、2017年シーズンの室屋選手は千葉大会で優勝するなど現在ランキング2位。シリーズチャンピオンを狙える位置につけているほどで、世界でもトップクラスの競技パイロットとなる。

レクサスカラーのエクストラ 330SCで飛行。飛行高度の低さが分かるだろうか
室屋義秀選手の飛行写真

 アクロバット飛行においても、かつては世界最高のアクロバットパイロットといわれたユルギス・カイリス氏とチームを組んでいるほどの腕で、現在もレッドブル・エアレースの合間に、各所でフライトパフォーマンスを実施。世界最高レベルのアクロバット飛行を行なっている。

 その室屋選手がSUPER GT 第5戦富士の予選日となる8月5日に展示飛行を実施。低い雲がいくつかある天候にもかかわらず、垂直方向のアクロバット飛行のほか、メインストレート上を超低空飛行。グランドスタンドからは、見上げるのではなく、ほぼ目の高さで室屋選手の飛行を見ることができた。

第1コーナー方面から撮影した写真
ストレートを飛行するシーンを連続写真で。高度が低い!!

 この室屋選手の飛行は6日の決勝日も13時35分から実施予定。決勝レース直前に登場することとなる。

天気がよければ、室屋ホイールやレクサスマークの飛行展示を見ることができるかもしれない(写真は2016年の「札幌航空ページェント」より)