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独ポルシェ、第3世代となった新型SUV「カイエン」を世界初公開
前後で異なるタイヤサイズやアクティブ制御4WDなど採用
2017年8月30日 12:55
- 2017年8月29日(現地時間) 世界初公開
独ポルシェAGは8月29日(現地時間)、第3世代となる新型「カイエン」を発表した。
第3世代となったカイエンは、ボディサイズが4918×1983mm(全長×全幅)と全高は先代モデルより9mm下げられた。ホイールベースは2895mm。ラゲッジ容量は先代モデルを100L上まわる770Lとする。
スポーツカーの「911」をベースにしたエクステリア、前後でサイズの異なるタイヤ、リアアクスルステアリングなどの特徴を備えるとともに、標準装備されるアクティブ制御の4WDシステム、ポルシェ4Dシャシーコントロール、3チャンバーエアサスペンション、電子制御ロール安定化システム「ポルシェ ダイナミックシャシー コントロールシステム(PDCC)」によって、オンロード性能を向上させた。
標準モデルのカイエンは、最高出力250kW(340PS)、最大トルク450Nmを発生する6気筒の3.0リッターターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は6.2秒(スポーツクロノパッケージ仕様車は5.9秒)で、最高速は245km/hを達成。
カイエンSは、最高出力324kW(440PS)、最大トルク550Nmを発生するV型6気筒 2.9リッターツインターボエンジンを搭載。最高出力は先代を15kW(20PS)上まわる。0-100km/h加速は5.2秒(スポーツクロノパッケージ仕様車は4.9秒)、最高速は265km/hを達成する。
全モデルに8速ティプトロニックSトランスミッションと、アクティブ制御による4WDシステム「ポルシェ トラクション マネージメントシステム(PTM)」を採用した。