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カシオ、1983年誕生の「G-SHOCK」が世界累計出荷1億個達成

初号機「DW-5000C」は1983年発売

2017年9月1日 発表

初号機「DW-5000C」(1983年発売)

 カシオ計算機は9月1日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の世界累計出荷が1億個を達成したと発表した。G-SHOCKの初代モデル「DW-5000C」は1983年4月に発売。機能と性能の向上を図りながら絶えず進化させ2017年8月末に1億個を達成した。

 山形カシオでは8月31日、累計1億個の出荷を記念した式典を開催。記念式典では、G-SHOCKの最上位シリーズ“MR-G”の「MRG-G1000B-1A4」に「100,000,000」をナンバリングした特別裏蓋を取り付けた。

累計出荷1億個を記念して「MRG-G1000B-1A4」の裏蓋にナンバリングを施した(販売予定はなし)
G-SHOCK累計出荷1億個の軌跡

 1983年に誕生した初代モデル「DW-5000C」は1981年に開発がスタート。腕時計は衝撃に弱く取り扱いに注意を要する精密機器というのが常識だった時代に、高校の入学祝いに親から買ってもらった時計を落として壊してしまった経験をもつ開発者の“落としても壊れない時計を作りたい”という思いから開発が始まった。200個以上もの試作機を経て、ウレタンでケース全面をカバーしながら心臓部であるモジュールを点で支える中空構造が採用された。

 G-SHOCKの名称は、自由落下=重力(GRAVITY)が由来で、強い衝撃に耐えられる腕時計としての開発思想が込められている。

DW-5000C
DW-5200C
DW-5900C
MRG-1
MRG-100
DW-8250WC(イルカ・クジラモデル第2弾)
GW-300
GW-9200
GW-4000
GB-6900
GPW-1000
GPW-2000