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ホンダ、AIを持つ次世代スポーツEV「Sports EV Concept」東京モーターショー2017で世界初公開
自立するEVバイク「Riding Assist-e」や4輪の「ロボキャス Concept」も世界初公開
2017年9月29日 14:31
- 2017年9月29日 発表
本田技研工業は、10月25日~11月5日(プレスデー:10月25日~26日、一般公開日:10月27日~11月5日)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される「第45回東京モーターショー2017」の出展概要を発表した。
「自分を、もっともっと連れ出すんだ。」をブースコンセプトに展開されるホンダブースでは、4輪の「Honda Sports EV Concept」「Honda ロボキャス Concept」「S660 β特別仕様車 コモレビ エディション」、2輪の「Honda Riding Assist-e」「スーパーカブ110 1億台記念車」「スーパーカブ C125」「モンキー 125」「クロスカブ 110」を世界初公開するほか、日本初公開モデルとして「Honda Urban EV Concept」「Honda NeuV」「クラリティ PHEV」「CRF250 RALLY」などを展示。さらに市販予定モデルの「CR-V」「レジェンド」「オデッセイ」や2・4輪のレースマシンなど数多くの車両を展示する。
ホンダブース以外でも、東京モーターショー主催者テーマ展示の「TOKYO CONNECTED LAB 2017」で、“もっと、家族と一緒にいよう。”をコンセプトに「Honda 家モビConcept」「Honda ふれモビConcept」「Honda チェアモビConcept」「Honda Ai-Miimo Concept」の展示を実施する。
なお、今後の情報発信を「Honda 東京モーターショー 2017 特設サイト」や各ソーシャルメディアで実施するとしている。
「Honda Sports EV Concept」(参考出品モデル 世界初公開)
フランクフルトショー 2017で世界初公開された「Honda Urban EV Concept」とプラットフォームを共有するコンパクトEV(電気自動車)である「Honda Sports EV Concept」。電気で走るEV性能とAI(人工知能)を組み合わせ、“人とクルマがひとつになったような運転感覚を体験できるモデル”を目指して開発された。「ひと目で心に残り、多彩なライフスタイルに自然と溶け込む親しみやすいデザイン」が与えられ、所有する喜びと愛着が感じられる、次世代のスポーツカーを目指しているという。
「Honda Riding Assist-e」(参考出品モデル 世界初公開)
1月に米ラスベガスで開催された「CES2017」で“自立するバイク”として注目を集めた「Honda Riding Assist」をベースに、パワートレーンに地球環境に優しい電動モーターの「e-Drive」を採用した「Honda Riding Assist-e」。「ASIMO」などのヒューマノイドロボット研究で培ったバランス制御技術を応用し、渋滞や信号での発信&停止といった極低速走行時にロボティクス技術を活用したアシスト機構でマシン自体がバランスを保つ機能を搭載。ホンダが掲げる2030年ビジョン「自由で楽しい移動の喜び」「カーボンフリー社会の実現」を具現化し、バイクの新たな楽しさを提案するコンセプトモデルとなっている。
「S660 β特別仕様車 コモレビ エディション」(市販予定モデル 世界初公開)
ボディカラーに専用色「ヒダマリアイボリー・パール」など3色を設定し、専用となるブラウンのルーフトップを組み合わせる「S660 β特別仕様車 コモレビ エディション」。インテリアでもシート、インパネソフトパッドに専用色のライトタンを採用。センターコンソールに専用アルミ製プレートを装着して、内外装の各所で軽やかなセンスを演出。トランスミッションにはCVTを設定し、S660に気軽ながら上質でおしゃれなイメージを与えている。