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【SUPER GT 最終戦もてぎ】ツインリンクもてぎでDTMマシン3台が練習走行

11月11日~12日のSUPER GT最終戦でSUPER GTマシンとランデブー走行

2017年11月10日 開催

日本でもおなじみのロイック・デュバル選手がドライブした77号車「アウディRS 5 DTM」

 ツインリンクもてぎで11月10日、「2017 AUTOBACS SUPER GT Round 8 MOTEGI GT GRAND FINAL」(11月11日~12日)でデモ走行を披露するDTM(ドイツツーリングカー選手権)のマシン3台が練習走行を行なった。

 走行したのは「Audi Sport Team Phoenix」の「アウディRS 5 DTM」77号車(ロイック・デュバル選手)、「BMW Team RBM」の「BMW M4 DTM」31号車(アウグスト・ファルフス選手)、「Mercedes-AMG DTM Team HWA」の「メルセデスAMG C 63 DTM」63号車(マロ・エンゲル選手)の3台。本番となるDTMマシンのデモ走行は、11月11日(土曜日)の10時30分(SUPER GT公式練習の直後)と11月12日(日曜日)の11時5分(SUPER GT決勝の前)に実施される。

63号車「Mercedes-AMG DTM Team HWA」(マロ・エンゲル選手)
31号車「BMW Team RBM」(アウグスト・ファルフス選手)
77号車「Audi Sport Team Phoenix」(ロイック・デュバル選手)
DTMマシンはパドックの仮設テントで整備を行なっているので、パドックパスがあれば目の前でマシンを見ることもできる

 既報(ドイツ ホッケンハイムでDTM&SUPER GTマシンが共演。5台のマシンによる混走デモが実現)のとおり、10月14日~15日にドイツ・ホッケンハイムで開催されたDTMの最終ラウンド(第9戦)で、日本のSUPER GT GT500マシンによるデモ走行が行なわれた。今回はその逆に、ツインリンクもてぎのSUPER GT最終戦でDTMマシンがデモ走行を披露する。これに加え、決勝レースのパレードランにもDTMマシンが参加する予定だ。

 また、11月11日にはDTMを運営するITRのチェアマンである、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガー氏とモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏によるトークイベントも開催される。開催場所はツインリンクもてぎの施設内にある「ホンダコレクションホール」の1階 オリエンテーション室。開催日時はSUPER GT予選終了後の15時45分~16時。先着150名が無料で参加できる。

 ホンダコレクションホールには2輪、4輪のレースマシンや市販車が展示されており、1991年のF1日本グランプリでベルガー氏が実際にドライブした「マクラーレン・ホンダMP4/6」も展示されている。あの最終ラップの最終コーナーでアイルトン・セナを抜いて優勝した伝説のマシンを間近で見ることができる。

ベルガー氏が実際にドライブしたマクラーレン・ホンダMP4/6
エアインテークにBergerの文字
マシンのすぐ脇にはヘルメットも展示されている