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独BMW、LAオートショーでオープントップモデル「i8 ロードスター」公開。2018年5月市場導入
クーペの4座仕様に対し、ロードスターは2座仕様
2017年11月30日 17:38
- 2017年11月29日(現地時間)発表
独BMWは11月29日(現地時間)、2017年ロサンゼルスオートショー(プレスデー:11月29日~30日、一般公開日:12月1日~10日)で改良型の「i8 クーペ」と、同モデルをベースにしたオープントップモデル「i8 ロードスター」を世界初公開した。各モデルの市場導入は2018年5月を予定する。
フロントアクスルにモーターを、リアアクスルに直列3気筒1.5リッターターボエンジンを搭載するプラグインハイブリッドのi8が改良を受けるとともに、その新型をベースにしたロードスターが新たに追加された。
今回の改良では、リチウムイオンバッテリーの総エネルギー容量が従来の7.1kWhから11.6kWhに引き上げられるとともに、モーターの出力は9kW/12HP増となる105kW/143HPに向上(最大トルクは250Nmのまま)。EV走行時の最高速は、従来の70km/hから105km/hに引き上げられた。エンジン出力は従来どおりの170kW/320Nm。
EV走行時における航続可能距離はクーペが55km、ロードスターが53km。0-100km/h加速はクーペが4.4秒、ロードスターが4.6秒とアナウンスされている。
一方、クーペが4座仕様なのに対し2座仕様として登場したロードスターは、電動開閉式のソフトトップを採用。15秒でルーフを開けることができ、50km/hまで操作が行なえるという。重量に関してはCFRP(炭素繊維複合材料)のフロントガラスフレームや、専用デザインとなる軽量の20インチアロイホイールなどの採用により、クーペの1535kg(空車時)に対して60kg増の1595kg(空車時)に留められている。