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日産とDeNA、無人運転車両を活用した新交通サービス「Easy Ride」を2018年3月に実証実験
一般モニターが神奈川県横浜市内で実施
2017年12月5日 12:24
- 2017年12月5日 発表
日産自動車とDeNA（ディー・エヌ・エー）は12月5日、無人運転車両を活用した共同開発中の新しい交通サービスの名称を「Easy Ride（イージーライド）」に決定。一般モニターが参加できる実証実験を2018年3月5日より神奈川県横浜市のみなとみらい地区周辺で開始すると発表した。
日産とDeNAは、2017年1月より自動運転技術を活用した新しい交通サービスの開発を進めてきた。EV（電気自動車）や自動運転、コネクテッドカーなどの開発に取り組む日産と、インターネットとAIを活用したサービス設計と運営ノウハウをもとに自動運転によるサービス開発に取り組むDeNAは、それぞれの強みを生かしたサービスの実現を目指している。
Easy Rideでは「もっと自由な移動を」をコンセプトに、誰でもどこからでも好きな場所へ自由に移動できる交通サービスで、各地域の既存の交通サービスを補完するものとして、開発を進めている。
専用のモバイルアプリで目的地の設定から配車、支払いまでを簡単に行なえ、目的や気分に合わせて地元のスポットやおすすめの観光ルートなどの行き先を自由に選択できるようにする予定。さらに遠隔管制システムにより、無人運転時でも安心して利用できるサービスを目指すとともに、訪日外国人などにも利用できるよう多言語対応も予定としている。
日産とDeNAは、自動運転技術を搭載した車両（有人）を用いた技術的な実証実験を2017年に開始して、一般モニターが参加するサービスの実証実験を、2018年3月5日～18日の2週間、神奈川県横浜市のみなとみらい地区周辺にて実施する予定。
なお、一般モニターの募集を公式サイトで開始し、2018年1月15日まで受け付ける。
