ダイハツ、「スマートアシスト」搭載車両の累計販売台数150万台突破

衝突回避支援ブレーキ機能が歩行者にも対応した「スマートアシストIII」のイメージ

　ダイハツ工業は12月6日、同社が販売する衝突回避支援システム「スマートアシスト」搭載車両の累計販売台数が2017年11月末時点で150万台を達成したと発表。

　スマートアシストは、2012年12月にマイナーチェンジして発売した「ムーヴ」で初搭載。軽自動車の先進デバイスとして、軽自動車で初めて衝突回避支援ブレーキなどを採用した。

　2015年4月には「スマートアシストII」として、従来のレーザーレーダーに加え、単眼カメラを搭載。2016年11月には「スマートアシストIII」として、世界最小の小型ステレオカメラを搭載して、衝突回避支援ブレーキ機能が歩行者にも対応した。

　現在は、軽自動車では、乗用車「ムーヴ」「ミラ イース」「タント」「ウェイク」「キャスト」「ムーヴ キャンバス」「アトレー ワゴン」、商用車「ハイゼット キャディー」「ハイゼット カーゴ」の計9車種、小型乗用車では「ブーン」「トール」（ブーン、トールはスマートアシストII）の2車種、計11車種にスマートアシストを搭載。今後も乗用車のみならず、商用車へも拡大させていくという。

　現在、スマートアシスト搭載車両での搭載比率は約8～9割。同社では全国各地でスマートアシストの体感試乗などを行なう「みんなの安全・安心プロジェクト」を販売会社と一体となりながら実施して、スマートアシストの普及促進に取り組んでいくとしている。