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ホンダアクセス、Modulo NSX GT3(仮称)と道上龍/大津弘樹選手で2018年のSUPER GT300クラスに参戦。鈴鹿10時間の参戦も視野
チームは、34号車 Modulo Drago CORSE(モデューロ・ドラゴ・コルセ)
2018年1月12日 12:36
- 2018年1月12日 発表
ホンダアクセスは1月12日、NSX GT3をベースとしたModulo NSX GT3(仮称)とともに、Modulo Drago CORSE(モデューロ・ドラゴ・コルセ)チームと一緒に、2018年のSUPER GT GT300クラスに参戦することを発表した。
監督は、JUNG YOUNG HOON(チョン・ヨンフン)氏。ドライバーは、道上龍選手と大津弘樹選手。
この参戦では、ホンダアクセスの車体技術者などが全戦に渡りチームに帯同。「極限の環境下における空力特性やシャシーセッティング技術の蓄積、ドライビング評価のノウハウ確立などを通して、次世代Modulo製品へのフィードバックや人材育成強化の一環としてSUPER GTシリーズGT300クラスに取り組む」という。
カーナンバーは34号車となり、GT300クラスだけでなく、鈴鹿サーキットで2018年8月下旬に開催予定の「サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース」への参戦も視野に入れている。
Modulo Drago CORSE 代表 道上龍選手コメント
ホンダアクセスさんとは 2015~2016年にSUPER GTシリーズを一緒に戦いましたが、再びパートナーシップを組み 2018年からGT300クラスをHondaの新しいNSX GT3 で一緒に参戦出来ることになり、とても嬉しく思います。チーム代表兼ドライバーとして新たな挑戦となりますが、Moduloやチームを支援していただくすべての皆さまのために、自分の持てる経験と知識そして情熱を注いでいきたいと思っています。応援よろしくお願いします。
Modulo Drago CORSE ドライバー 大津弘樹選手コメント
今回、チャンスを与えられた喜びと、それ以上に大きなプレッシャーを感じているのが正直なところです。2018年シーズンでは自分自身で初めての“ハコ車”となるNSX GT3をドライブすることになりました。一緒に乗ることになった道上さんから多くのことを吸収し、力を合わせて、ファンの皆さまや支援いただいている多くの方々の期待に応えられるようがんばります。
ホンダアクセス代表取締役社長 松居祥二氏コメント
ホンダのカスタマイズブランド「Modulo」やコンプリートカーブランド「Modulo X」を展開するホンダアクセスとして、このブランドを冠して、今シーズンのSUPER GT GT300クラスにNSX GT3で参戦することに大きな期待と緊張を感じています。自動車並びに自動車用品事業は大変厳しい経営環境と認識しています。しかしそういう中であるからこそ、Moduloブランドのさらなる強化、次世代に向けた技術深化や人材育成に対して真摯な取組みが不可欠と考え、それらを具現化する手段としてSUPER GT300 クラスに取り組むこととしました。私たちの活動が、少しでも多くのファンの皆さまの喜びと、Modulo に対する理解と共感につながっていただければと思います。