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トヨタ、神戸製鋼所のデータ改ざんに関する車両への影響なし(最終報)

2018年1月17日 発表

 トヨタ自動車は1月17日、神戸製鋼所が2017年10月8日、11日、13日に改ざんがあったと公表した全ての素材について、同社のトヨタ車、レクサス車において品質・性能の基準を満たしていることを確認したと発表した。

 同社は、神戸製鋼所から改ざんがあったと報告を受けた素材全てに関して、神戸製鋼所が保有していた少なくとも直近1年分のデータを使用して、その範囲でトヨタもしくはトヨタの仕入先の規格から最も外れた数値をベースに、車両への影響を検証してきたが、いずれも車両への影響はないとしている。

 なお、2017年10月20日、26日に神戸製鋼所が新たに不適切行為があったと公表した内容については、同社の製品に関わる素材がないことを確認して、2017年11月6日に公表している。