JVCケンウッド、世界最高峰の2輪レース MotoGPと3年間のスポンサーシップ契約

JVCケンウッドのデジタル無線システムがMotoGPで採用

　JVCケンウッドは3月1日、デジタル無線の国際規格「DMR（Digital Mobile Radio）」に対応するJVCケンウッドのデジタル無線システムが、世界最高峰の2輪レース「MotoGP」の運営における通信手段に採用され、合わせて「MotoGP Supplier」としてMotoGPと3年間のスポンサーシップ契約を締結したと発表した。

　MotoGPで新たに採用されることになったJVCケンウッドのデジタル無線システムでは「高品位通信」「ノイズの低減」を実現。さらに1月に子会社化した伊Radio Activityが保有する市場信頼性の高いDMR対応の中継器を使い、世界のサーキットを転戦するMotoGPのニーズに合致する省スペースなデザインとDMRならではの周波数効率の高い無線通信を提供。MotoGPの運営にあたるスタッフ間の通信手段として使用される。

　3年間にわたるスポンサーシップ契約では、4月に開催される第3戦 アメリカグランプリ、7月に開催される第8戦 オランダグランプリ、9月に開催される第13戦 サンマリノグランプリで「KENWOOD」ロゴをサーキットに掲出する予定。また、MotoGP Supplierとしてレース写真をプロモーションに活用するといった活動で、ブランドのプレゼンス向上を図っていく。