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スズキ、「ソリオ」「スイフト」など4車種で計11万2725台リコール

エンジンが停止して再始動できなくなるおそれ

2018年3月8日 発表

ウォーターポンプベルトの不具合で「ソリオ」など計11万2725台をリコール

 スズキは3月8日、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあるとして「ソリオ」「イグニス」「スイフト」、三菱自動車工業にOEM供給する「デリカD:2」の4車種、計11万2725台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車の製作期間は2015年7月29日~2017年3月2日。

 不具合は、マイルドハイブリッド車およびハイブリッド車において、ISG(モーター機能付発電機)とウォーターポンプを駆動しているウォーターポンプベルトの強度が不足しているため、使用過程で破断することがある。そのため、ISGとウォーターポンプが作動しなくなり、発電不良により充電警告灯が点灯し、冷却水温上昇により水温警告灯が点灯する。また、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。不具合の件数は218件、事故は発生していない。

 改善対策として、全車両のウォーターポンプベルトを対策品と交換する。